せどりって、売れれば売れるほどお金が増えていくと思っていたのに、なぜか現金がどんどん減っていってます
私も最初は同じでしたよ
利益は出てるのに口座残高はどんどん減っていく
「これ大丈夫か?」って不安になりました
💡お金が減るのは「利益」と「お金の流れ」の違いを理解できていないため
お金の流れを把握して、売上に合わせて仕入れを調整すれば、お金が回るようになります
「利益が出ているのに、なぜか口座残高が減っている?」と感じたことはありませんか?
実はこれ、せどり初心者が一度は経験する典型的なパターンです
帳簿上は利益が出ているのに、お金が減っていく
さらに、クレジットカードの支払いが先にきて、気が付けば口座残高がギリギリ
最悪の場合、そのまま資金ショートでせどりを続けられなくなることもあります
この記事では
✔️なぜ資金繰りが厳しくなるのか
✔️どうすればお金が回るようになるのか
を、私自身の体験をもとに初心者にもわかりやすく解説します
この記事はこんな人に向けて書いています
- 利益はでているのに「なぜかお金が減っていく」と不安に感じている人
- クレカ仕入れで、キャッシュが回っていないと感じている人
- 資金繰りを安定させて、せどりでしっかりとお金を増やしていきたい人
- なぜ黒字なのに現金が減るのか
- 初心者がハマる「3つのズレ」の正体
- 今日からできるキャッシュフロー改善方法
目次
利益が出ているのにお金が減っていく理由
せどりで利益が出ているのにお金が減っていくのは、支払いと入金のズレを把握できていないことが原因です
このお金の流れのことを「キャッシュフロー」といいます
利益とは、売上から仕入れ値と経費を引いた「帳簿上の数字」で、このキャッシュフローとは全くの別物です
例えば、利益が10万円出ていても、その売上が入金されていなければ、手元の現金は1円も増えていきません
売上の入金前に、支払いがくれば手元の現金は減ってしまいます
このズレが続くと、キャッシュフローが悪化して
「利益が出ているのにお金が減っていく」状態になります
せどりでは、仕入れが先で売上は後から発生するので、この状態は普通に起きます
私がせどりを始めて1年くらいは、まさにこの状態でした
特に、初めて数か月は「利益が出ているのに、お金が減っていく」という状況に悩んでいました
そのころの実際の利益とキャッシュフローの状況がこちらです
| 月 | 売上 | 仕入 | 利益 | 実際の 入金 | 実際の 支払い | キャッシュ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024年1月 | 381,544 | 316,082 | 65,462 | 292,675 | 353,326 | -60,651 |
| 2024年2月 | 340,973 | 282,423 | 57,710 | 216,083 | 678,677 | -462,594 |
| 2024年3月 | 589,428 | 515,036 | 74,392 | 237,293 | 251,646 | -14,353 |
| 2024年4月 | 499,346 | 427,796 | 71,550 | 536,562 | 555,194 | -18,632 |
この表を見ると、一目でわかるのですが
✔️利益は出ている
✔️でもキャッシュはマイナス
✔️口座残高は減り続ける
つまり、キャッシュフローが悪化しており、売れているのにお金は減り続ける状態
この状態はかなり危険な状態です
当時の私は
「今は仕込みの時期」
「売上が伸びれば、キャッシュも増える」
そう自分に言い聞かせて、クレジットカードの引き落としに合わせて毎月、追加で資金を入れていました
でも今振り返ると、これは完全に間違い
売上や利益ばかりを見て、「お金の流れ」を見ていませんでした
本当に見るべきだったのは
「実際の入金額」と「実際の支払い」のバランス
前月の仕入れは、翌月の支払いになるので、売上を見ながら
実際の入金額>実際の支払いになるように、仕入れを調整する
これを見ずに仕入れを続ければ、いつか資金はショートします
せどりで大事なのは
売れるかどうかではなく、お金が回るかどうか
この経験で「キャッシュフローがすべて」ということを学びました
せどり初心者がハマるキャッシュフローの3つのズレ
せどりは「入金>支払い」のバランスが崩れると、キャッシュフローは一気に悪化します
このバランスが崩れる原因は、せどり初心者が見落としがちな「3つのズレ」にあります
✔️出金のズレ:現金が減らないため気づかないうちに仕入れすぎてしまう
✔️入金のズレ:売れているのに現金が増えない
✔️利益のズレ:思っていたより利益が残らない
このズレを理解していないと
「利益が出ているにお金が減る」という状態から抜け出せません
ここでは、それぞれのズレがどうキャッシュフローに影響するのかを解説します
出金のズレ|気づかないうちに仕入れすぎてしまう理由
クレジットカードで仕入れを行うと
「買った日」と「実際にお金が出ていく日」にズレが生じます
例えば、PAYPAYカードの場合、4月に仕入れた商品の支払いは5月末
このズレを意識せずに仕入れを続けると、手元の現金は減らないたため気が付かないうちに支払いだけが積み上がります
そして、引き落としのタイミングで口座残高が足りないという状態になります
クレカ仕入れは便利ですが、キャッシュフローを維持するためには
「いつ、いくら支払うか」を把握しておくことが重要です
私も初めの頃は仕入れが楽しく、大量に商品を購入することが快感となっていました
クレジットカードの限度額を引き上げて月60万ほどをクレジットカードで仕入れていました
当時の手元資金は自分の小遣いの60万円
アカウントも弱く、商品はそれほど売れていませんでしたが
「今は商品の在庫を増やす時期だから、多少の赤字は問題ない」
と都合よく考えていました
結果、手元の資金はすぐに底をつき
仕入れ→カードの支払いに間に合わない→妻にお願いして家計から追加入金
を繰り返すことになりました
この時の家計からの追加入金は合計150万ほど
今考えると、かなり危ない状態だったと思います
当時の奥さんの寛容さには、本当に感謝しています
いまでは
✔️仕入れ額と入金額のバランスを取る
✔️手元資金の範囲内で仕入れる
この2つを徹底して、安定して資金を回せるようになりました
クレジットカードの使い方については
こちらの記事で詳しく解説しています▼
入金のズレ|Amazonの入金タイミングとお金が増えない理由
Amazonせどりでは、商品が売れてもすぐにお金が入るわけではありません
「注文→出荷→受取→売上留保→入金処理」
という流れになっており、実際の入金までは数週間のタイムラグがあります
このタイムラグと、クレジットカードの支払いタイミングを把握しておかないと、支払いが先に来て
「黒字なのに資金ショート」
という状態になります
Amazonせどりでは「売上」ではなく「入金金額」の把握が重要です
私の場合、仕入れから入金までの流れはだいたいこんな感じです。
| 仕入(購入)~商品到着 | 約3日 |
| 検品・保管 | 約3日 |
| FBA納品~出品 | 約2日 |
| 出品~販売 | 約14日(かなり早い方です) |
| 販売~売上確定 | 約7日(せどりを始めた頃はもっと長くなることも) |
| 売上確定~入金処理 | 約7日(14日サイクルの中間想定) |
| → 合計:39日 |
つまり、仕入れてから現金になるまでに1ヶ月以上かかります
例えば、4月1日に仕入れて、FBA納品してすぐに売れたとしても、実際の入金は5月10日頃になります
理想通りに進めば、クレジットカードの支払いに間に合いますが、実際には
✔️商品が揃わないのでFBA納品できない
✔️FBAに送ってもすぐに売れない
その結果、クレジットカードの引き落としに間に合わないことになります
これが、「売れているのにお金が減っていく」状態の正体です
利益のズレ|思ったより利益が残らない理由
仕入れの段階では「この商品は○○円くらい利益が出そう」と考えていても、実際に販売してみると、思ったより利益が残らないことがあります
これは、仕入れ時の利益があくまで“想定”であり、実際の販売では価格やコストが変動するためです
例えば
✔️価格競争によって販売価格が下がる
✔️Amazonの販売手数料やFBA手数料が想定より高かった
✔️商品がなかなか売れずに、在庫保管手数料がかさむ
✔️返品された
こうした要素が重なると、利益は簡単に削られてしまいます
仕入れの際に、あまりにも薄利で仕入れをすると、こうしたズレで簡単に赤字になってしまいます
仕入れのときの想定利益は下がる
この前提で考えておくと安心です
仕入れの際の利益率(利益額÷販売価格)は、最低でも15%程度を目安にしておくと、赤字になりにくくなります
仕入れ判断の基準については
こちらの記事で詳しく解説しています▼
お金が減り続ける状態から抜け出した4つの方法
お金が減り続ける状態のまま、せどりを続けて1年
この状態を改善するために「利益」ではなく「お金の流れ」を見るようにしました
この視点に切り替えてからは、仕入れや在庫管理のやり方を見直し、追加の資金投入も不要になりました
ここでは、実際に私が取り組んで効果があった4つの方法を紹介します
✔️入金額が見える台帳を作成
✔️高回転・小ロット仕入れで現金の回収速度を上げる
✔️手元の現金以上に仕入れない
✔️売れない在庫は損切りしてでも現金に戻す
入金額が見える台帳を作る
Amazonの入金サイクルはおおよそ15日ごとです
もともと使っていた仕入れ台帳に注文情報を紐づけて
✔️次回の入金予定額
✔️今月の仕入れ金額
✔️留保金
✔️現在の在庫数
をわかるようにしています
この台帳で、次回の入金予定額とクレジットカードの引き落とし金額と照らし合わせて
今、どれだけ仕入れをしていいのか
と判断できるようになりました
実際の台帳がこちらです
※一部の数値は、加工しています

管理用の台帳とその必要性、使い方については
こちらの記事で解説しています▼
高回転・小ロット仕入れで現金の回収速度を上げる
一度に大量に仕入れるのではなく、多品種・少量をこまめに仕入れて早く売り切る
この「高回転・小ロット」のスタイルを意識することで、キャッシュの回収スピードが格段に上がります
仕入れたお金が在庫として拘束される時間が短くなるからです
特に初心者のうちは、まず1,2個だけ仕入れて販売する「お試し仕入れ」が効果的です
売れるまでに、どれくらいの時間がかかるのかを実際に確認してから「売れる分だけ」を仕入れることで、無駄な在庫を抱えることなく、お金を素早く回収できるようになります
販売実績の重要性については
こちらの記事で詳しく解説しています▼
手元の現金以上に仕入れない
せどりではクレジットカードで仕入れを行うことが多く、気が付かないうちに手元の現金以上に仕入れてしまいがちです
でも、支払いは必ず後からやってきます
入金より支払いが先に来る状態が続くと、キャッシュフローは一気に悪化します
便利なクレジットカードですが、使える金額ではなく「支払える金額」で仕入れることが重要です
目安として
✔️仕入れ金額は手元の現金以内
✔️より安全に運用するなら、手元の現金の1/2~1/3程度に抑える
この範囲で仕入れを行うことで、より安心して資金を回すことができます
売れない在庫は損切りしてでも現金に戻す
売れない在庫をそのまま抱え続けると、現金が在庫として止まり続けることになります
この状態が続くとキャッシュフローはどんどん悪化していきます
在庫=「まだ現金化されていないお金」
長期間売れていない商品は、損切りしてでも現金に戻すことが重要です
損切りは一見すると損をしているように見えますが、資金を回収して次の利益商品に投資できるという意味では、キャッシュフロー改善の重要な方法です
在庫を持ち続けることよりも、現金を回し続けること
これを優先することがキャッシュフロー改善のポイントです
次のグラフは、実際の私のキャッシュフローと月末在庫の比較です

キャッシュフロー赤字の期間は、月末在庫もどんどん増えていて、お金が在庫に変わっている状態です
一方で、後半は損切りを行い月末在庫は減少、キャッシュフローは黒字に転じています
こうして、溜まった在庫をお金に戻して再び仕入れに回すことで、お金の流れが改善されていきます
損切りの重要性については
こちらの記事で詳しく解説しています▼
まとめ|利益より現金!キャッシュフローを制する者がせどりを制す
せどりを始めた頃、私も「利益は出てるのに、なぜか現金が減っていく…」という状況に悩まされました
その原因は「利益」と「お金の流れ」は別物ということを理解できていなかったこと
商品が売れても
✔️現金が減らないため気づかないうちに仕入れすぎてしまう
✔️入金より先に支払いが来る
✔️想定通りに売れずに利益が減る
といったことが重なると、あっという間にキャッシュが枯渇していきます
✔️入金額が見える台帳を作成し
✔️高回転・小ロット仕入れで現金の回収速度を上げ
✔️手元の現金以上に仕入れない
✔️そして、売れない在庫は損切りしてでも現金に戻す
こうすることで、キャッシュフローが改善し、安定してお金を増やしていくことができます
キャッシュフローが安定するまでは、毎月追加で資金投入をしていて
「やり方間違ってるのかな?」
「センスないのかな?」
と、何度もせどりをやめようと思いました
そんな時
「せっかく始めたんだし、1年くらいはやってみたら?」
と背中を押してくたのが妻でした
そのおかげで、せどりを続けることができ、今では少しずつですが資産も増えてきています
せどりは「キャッシュフローが命」
でも、それを支えてくれる家族の存在こそ、本当に大事な資産です
FAQ
Q.利益が出ているのに現金が減るのは普通ですか?
A.はい、せどりではよくある現象です
仕入れ・販売・入金のタイミングがズレるため、帳簿上は黒字でも手元の現金は減ることがあります
Q. クレジットカード仕入れなら資金は気にしなくていいですか?
A. いいえ、むしろ注意が必要です
入金より先に引き落としが来ると資金ショートのリスクがあります
支払い日と入金サイクルは必ず把握しておきましょう
Q.Amazonせどりでは、商品が売れてからどれくらいの期間で現金化されますか?
A.入金されるまでに1ヶ月以上かかることが多いです
入金までに時間がかかるため、資金は常に先出しになることが多いです
Q. 売れない在庫はどうすればいいですか?
A. 早めの損切りが有効です
在庫に資金が縛られると、新しい仕入れができずキャッシュフローが悪化します
Q. 初心者は利益と回転率どちらを優先すべきですか?
A. 回転率を優先するのがおすすめです
資金が早く回ることで、結果的に利益も積み上がりやすくなります
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