リサーチ

Amazonせどりの仕入れ基準とは?初心者が確認したい7つのポイント

せどりで利益が出そうな商品を見つけても、

「本当に仕入れていいのか」

と迷うことがあります

――利益率は高いけれど、ライバルが多い
――販売数は多いけど、Amazon本体が出品している
――安く仕入れられるけど、値下げ競争になりそう

私も、利益率だけを見て仕入れた結果、

❌売れるまでに時間がかかり、仕入れ資金が回収できない
❌値下げ競争になり、赤字で販売する
❌Amazonで出品ができなくなり、別販路での販売や処分を検討する

という経験があります

【結論】

Amazonせどりの仕入れ基準は、利益額や利益率だけで決めるものではありません

そもそも販売できるか、需要があるか、どれくらい売れそうか、価格競争に巻き込まれにくいか、値下げ後も利益が残るかまで確認することが重要です

私は「利益率15%以上」「利益額100円以上」を仕入れ判断の基本として、販売数、最安値付近のライバル数、Amazon本体の有無、価格推移などを見て仕入れ判断しています

仕入れ判断は「利益」ではなく「出口」まで考える

仕入れるときには利益が出るように見える商品でも、実際に販売するときには、その価格で売り切れるとは限りません

ライバルが増えて価格競争になったり、Amazon本体が出品してきて売れなくなったりして仕入れ時の想定価格のままで販売できることは稀です

仕入れ時の利益計算はせどりの入り口ですが、利益を残すためには

「どれくらいの期間で、いくら位くらいで売り切れるか」
「価格競争が起きた場合や、想定通りに売れなかった場合でも利益が残るか」

という出口戦略を想定しておくことが重要です

Kei

売れなければ利益は確定しません
仕入れた後にどう売るかまで想定できない商品は、基本的に仕入れを見送るようにしています

現在(2026年6月)の私の長期在庫を分析すると、全在庫(1,658個)中271日以上売れていない在庫は421個ありました

その中には

❌Amazon本体や他出品者との価格差の影響で売れにくくなった商品
❌もともと需要が少なく値下げしても売れない商品

もありました

出口戦略を考えた仕入れ基準は、利益商品を増やすためだけではなく、こうした売れ残りのリスクを減らすためにも必要です

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初心者が確認したい仕入れ判断の7つのポイント

仕入れ判断の7つのチェックポイント

私が仕入れ前に確認しているのは、次の7項目です

確認する項目確認する理由
出品規制そもそもAmazonで販売できるか確認するため
Amazon本体の有無価格競争や売れにくさのリスクを確認するため
知的財産権・真贋リスク出品停止や警告のリスクを減らすため
価格推移相場が下落していないか確認するため
販売実績需要があり、売り切れる見込みがあるか確認するため
利益額・利益率値下げ後も利益が残るか確認するため
最安値付近のライバル数価格競争に巻き込まれる可能性を確認するため

すべての項目を完璧に満たす商品だけを仕入れるわけではありませんが、複数の項目に当てはまる商品は仕入れを避けます

特に、

出品規制がかかっている商品

これは仕入れてもAmazonでは販売できませんので、仕入れの対象外となります

また、

Amazon本体が継続的に出品している
知的財産権・真贋リスクがある

という商品は、「仕入れても売れにくい」「出品できなくなるリスク」があるため、私は基本的に仕入れません

出品規制を最初に確認する

仕入れの前にまず確認をしないといけないのは、Amazonで出品できるかどうかです

利益の出る商品を見つけても、出品規制がかかっていれば、Amazonでは出品できません

商品を詳しくリサーチしてから出品規制に気づくと、時間も無駄になってしまいます

利益商品を見つけたら、仕入れる前にAmazonセラーセントラルで出品登録をして出品規制の有無を確認しましょう

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Amazon本体が継続的に出品していないか確認する

Amazon本体が出品している商品は、他の出品者はかなり売れにくくなります

Amazon本体の販売価格は非常に安く、値下げして売り切ろうとしても最安値に追従してくるので、赤字処分も難しくなります

仕入れ判断に慣れていないうちは、Amazon本体が出品している商品は仕入れの対象外とする方が安全です

実際に、月に数十個売れている回転の良い商品を10個仕入れ、1ヶ月で売り切ろうと出品したところ、Amazon本体が出品してきて全く売れなくなり、完売まで182日かかったことがあります

商品自体の需要はありましたが、Amazon本体の在庫が切れるまで値下げしても何をしても全く売れなくなってしまいました

Kei

Amazon本体が出品していても商品が売れて利益が出るケースもあります
ただ、初心者のうちはリスクを取るより安全サイドで判断した方が失敗を減らせます

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知的財産権・真贋リスクが高くないか確認する

利益が出そうな商品であっても、出品リスクが高い商品は避けるべきです

メーカー公式が出品している商品
ある時期に出品者数が急に減っている商品
継続して出品者が1人の商品

こういった商品は不用意に出品すると、

メーカーなどの権利者からの警告
知的財産権侵害の恐れでAmazonからの警告

が来る場合があります

また、過去に出品規制を解除して販売できていた商品でも、メーカーの方針や権利者からの対応によって、急に出品できなくなる場合があります

私は、利益よりもアカウントを安全に維持することを優先しています

アカウント健全性が低下すると、販売そのものができなくなる可能性があります

「利益が出そうだから」と安易に仕入れるのではなく、出品リスクも考えて仕入れ判断をすることが重要です

【実際に出品できなくなった(できなかった)商品の一例】

状況商品
商標権侵害の恐れピクミン マスキングテープ
商標権侵害の恐れサンリオ マイメロディ チェキアルバム
商標権侵害の恐れトミカ ホンダ CR-V
再出品規制→書類提出要アナと雪の女王 はがせるマニュキュア
出品規制解除し忘れウノ ショーダウン

価格が下落していないか確認する

仕入れ時点で利益が出ていても、価格が下がり続けている商品は注意が必要です

価格が下落している背景には、

❌出品者が増加している
❌大量の在庫を持っている出品者が最安値付近にいる
❌商品自体の需要が低下している

などがあるかもしれません

私はKeepaなどで価格推移を確認し、横ばいか、上昇している商品を優先して仕入れています

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販売実績があるか確認する

利益率が高くても、売れなければ意味がありません

私は

直近1か月の販売数が10個以上ある商品

を基本的な仕入れの目安にしています

販売数が少ない商品は、仕入れても商品が売れず、資金が在庫に変わったまま拘束されてしまう可能性があります

また、最悪の場合、値下げして資金を回収したくても、そもそもの需要がないので商品が売れない場合もあります

初心者や副業でせどりをしている人で使える資金が限られている場合は、資金拘束を避けるために、売れない商品は仕入れないことが重要です

販売数を見るときは、最安値付近の出品者数とのバランスも見ます

販売数が多くても同じ価格帯に出品者が大量にいる場合は、自分の商品が売れるまでに時間がかかってしまうことがあります

利益額と利益率を確認する

利益額と利益率は、当然確認しておく必要があります

私は

利益率 15%以上、利益額 100円以上

を基本的な仕入れの目安にしています

❌利益率が低すぎる商品
 ⇒ 少し値下げしただけで赤字になりやすい

❌利益額が小さすぎる商品
 ⇒ 仕入れ、納品、梱包、発送などの手間代までを考えると、赤字になりやすい

利益率・利益額を確認する際には

✔️現在の最安値で利益がでる
✔️過去の最安値でも赤字にならない

この2点を確認しておくことが重要です

また、利益額は

✔️送料
✔️Amazon手数料

などの費用を考慮して計算します

FBAでは利益がでなくても、送料を抑えられる自己発送だと利益が残る場合もあります

発送方法も踏まえて、利益率・利益額を計算しておくと、仕入れの幅を広げることができます

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最安値付近の出品者数を確認する

最安値付近の出品者が多い商品は、値下げ競争になるリスクがあります

私は

最安値付近の出品者が5人以下

を基本的な仕入れの目安にしています

ただし、販売数が多く、ライバルの在庫を短期間で吸収できる商品もありますので、最安値付近の出品者数だけで判断するのではなく、

✔️前月の販売数
✔️最安値付近の出品

をまとめて確認するようにしています

私の基本的な仕入れ基準

ここまでの内容をまとめると、私の基本的な仕入れ基準は次のとおりです

項目私の目安
出品規制Amazonに出品できること
Amazon本体継続的に出品している商品は原則避ける
知的財産権・真贋リスク高リスク商品は慎重に判断する
価格推移下落傾向の商品は慎重に判断する
販売実績直近1か月で10個以上を目安にする
利益率15%以上を目安にする
利益額100円以上を目安にする
出品者数最安値付近で5人以下を目安にする

全ての仕入れがこの基準を満足しているわけではありませんが、仕入れの失敗を減らすための一つの基準として使っています

基本的な基準以外は条件を見て仕入れ判断

基本的な仕入れ判断基準を満たしていなくても、条件次第では仕入れる商品もあります

標準以外の仕入れ基準のイメージ

高利益率で少量仕入れする商品

販売数が月10個未満でも、利益率がとても高い商品もあります

利益率が高い商品を見つけた時は、販売数を確認して

利益率 × 月間販売数 > 150

を目安に仕入れを行います

たとえば、利益率30%で月5個売れている商品なら、

30 × 5 = 150 ⇒ 仕入れ対象

となります

こうした商品は、資金回収までに時間がかかる可能性があるため、余裕のある資金で仕入れをして、仕入れ数を増やしすぎないことが重要です

利益率が低くても回転が速い商品

利益率が15%未満でも、販売数が多く、最安値付近のライバル数より月間販売数が大きい商品は、資金回転の土台になります

利益額 100円以上
かつ
前月の販売数 ≫ 最安値付近の出品数

このような商品は仕入れの対象としています

ただし、薄利多売の商品は、価格競争が起きると利益が消えやすい商品でもあります

出品後も他出品者の動きを確認しながら、慎重に価格設定をする必要があります

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初回仕入れは、少量から試す

仕入れは少量からの解説図

仕入れの基準を満たしたとしても、初めて扱う商品は少量から試す方法をお勧めします

KEEPAなどのデータ上では販売実績があっても、自分が出品したときに同じように売れるとは限りません

Amazon本体の出品、ライバルの値下げ、FBA納品の制限、想定外の送料など、仕入れ後に分かることもあります

また、電脳せどりで初めて仕入れるお店の場合、どのような商品が送られてくるかもわかりません

初めはお試しで2,3個仕入れて様子を見る方が安全です

最初から大量に仕入れるのではなく、販売スピードや価格の動きを確認してから再仕入れをして仕入れ数を増やす方が、失敗を小さくできます

実例|初回の仕入れ数と販売結果

次の表は私が過去に仕入れた商品の一例です

商品タイプ初回仕入れ数完売までの日数分かったこと
条件を全て満たした定番商品7個20日販売数・利益率・ライバル数の条件が揃うと、複数仕入れでも売れやすい
高利益率・低回転商品3個85日利益率が高くても、回転が遅い商品は少量仕入れが安全
高回転の薄利商品10個182日Amazon本体の参入で、想定した販売期間が大きく変わることがある

このように、想定どおりに売れない場合もあるのでまずは少なく仕入れて試すことが重要です

せどりの仕入れ基準は正しかった?実際の販売結果で検証過去の実例をもとに、仕入れ判断のリアルな基準を紹介。仕入れた後、売れるまでの経緯も解説!利益率や回転率など、失敗を減らすコツをわかりやすく紹介します。...

まとめ|仕入れ判断は、リスクを減らすチェック

仕入れ判断で迷っている様子

せどりの仕入れ判断で大切なのは、利益額を見ることではありません

✔️Amazonに出品できるか
✔️販売実績があるか
✔️価格競争に巻き込まれにくいか
✔️値下げ後も利益が残るか
✔️初回なら何個まで仕入れるか
✔️売れなかった場合にどうするか

まで確認することで、仕入失敗のリスクを減らしやすくなります

私は、利益率15%以上・利益額100円以上を基本にしながら、販売数、ライバル数、Amazon本体の有無、価格推移を確認しています

仕入れの基準は利益がでるかどうかですが、仕入れ判断は、売れない商品を減らし、資金を回しながら、リスクを減らしてせどりを長く続けるための判断です

私の基準が、みなさんの仕入れ判断の参考になればうれしいです

FAQ

Q.せどりの仕入れ基準で最初に確認すべきことは何ですか?

A.私は、最初にAmazonの出品規制の有無を確認しています
利益が出る商品であっても、Amazonで販売できなければ意味がありません
出品できることを確認した後に、出品リスク、Amazon本体、販売実績、ライバル数、価格推移、利益計算を確認します

Q.利益率15%未満の商品は仕入れない方がよいですか?

A.私は基本的に利益率15%以上を目安にしています
ただし、販売数が多く、値下げしても利益額を確保できる商品であれば、仕入れることもあります
利益率だけでなく、販売数と価格競争のリスクを合わせて見ることが大切です

Q.販売数は何個あれば仕入れてよいですか?

A.私の場合は、直近1か月で10個以上を基本的な目安にしています
ただし、販売数が多くても最安値付近のライバルが多すぎる場合は、売れるまで時間がかかることがあります
販売数とライバル数のバランスを見ることが重要です

Q.初めて仕入れる商品は何個仕入れるべきですか?

A.初めて扱う商品は、利益が出そうでも少量から試す方が安全です
販売数が多い商品でも、Amazon本体の出品、ライバルの値下げ、FBA納品制限などで、想定どおりに売れないことがあります
まずは販売スピードと価格の動きを確認し、問題がなければ仕入れ数を増やす方法がおすすめです


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