FBAと自己発送って結局どっちが儲かるんですか?
私も気になっていたので、実際の販売データを集計してみました
今回はネットの情報ではなく、私が実際に2024年~2026年に販売した
約1万件のデータから比較してみます
💡利益率だけで見れば自己発送の方が高い結果となりました
ただし、販売数・作業時間・保管スペース・会社員副業としての継続性を考えると、FBAを主力にして、自己発送は小型・軽量商品に絞って併用するのが現実的です
ネットでせどりで調べると
✔️FBAの方が売れる
✔️自己発送の方が儲かる
という情報がでてきます
私も最初は
「じゃあ結局どっちを使えばいいの?」
と思っていました
そこでこの記事では、私が2024年から2026年までに販売した1万件以上の販売データをもとに、FBAと自己発送を比較してみました
この記事はこんな人に向けて書いています
- FBAと自己発送のどちらを使うべきか迷っている人
- 自己発送の方が儲かると聞くけど、本当にそうなのか知りたい人
- 実際の販売データをもとにしたリアルな使い分けを知りたい人
- FBAと自己発送の利益率・販売件数の違い
- 自己発送の送料を差し引いた実際の利益率
- 私が現在FBAと自己発送をどのように使い分けているか
目次
年別販売件数|販売数を作っているのはFBA
次の表は、実際に私が2024年~2026年5月までに販売した商品のうち、FBAと自己発送の販売件数を比較したものです
| 年 | FBAの販売件数(比率) | 自己発送の販売件数(比率) |
|---|---|---|
| 2024 | 3,086件(85%) | 558件(15%) |
| 2025 | 4,046件(82%) | 859件(18%) |
| 2026(1〜5月) | 1,160件(73%) | 436件(27%) |
販売件数としては圧倒的にFBAが多いです
私の場合、せどりを始めた当初はほとんどの商品をFBAで販売していました
そのため2024年は販売件数の85%がFBAとなっています
一方で、年々自己発送の比率は増えており、2026年には27%まで上昇しました
これは取り扱う商品が
小型で利益を出しやすい、ネコポスやクリックポストで発送できる商品
に絞られてきたためです
ただし、それでも販売件数の7割以上はFBAです
まずこのデータからわかるのは
販売数を作っているのはFBA
ということです
年別利益率|利益率は自己発送が高い
次にFBAと自己発送の年別利益率を比較してみます
自己発送の利益からは
✔️送料185円
✔️紙封筒代25円
を差し引いて計算しています
| 年 | FBAの 平均販売価格 / 平均利益(利益率) | 自己発送の 平均販売価格 / 平均利益(利益率) |
|---|---|---|
| 2024 | 1,906円 / 333円(17.5%) | 1,845円 / 401円(21.8%) |
| 2025 | 1,882円 / 283円(15.0%) | 1,534円 / 318円(20.8%) |
| 2026※ | 1,802円 / 243円(13.5%) | 1,549円 / 399円(25.8%) |
利益率は、全ての年で自己発送がFBAを上回りました
とくに、2026年ではFBAと自己発送の利益率の差が大きくなっています
これは、自己発送する商品は利益率の高い商品に厳選するようになったためです
単身赴任で作業時間が限られるようになったため
✔️小型でネコポス・クリックポストで発送でき送料を抑えられる商品
✔️利益率の高い商品
✔️破損リスクが低い商品
を、厳選して自己発送することで無理なく利益をあげられています
つまり、私の実績では、
- 販売数を作るのはFBA
- 利益率を上げるのは自己発送
という使い分けが、最も現実的だという結果になっています
自己発送の方が利益率が高い理由
私の実績では、FBAよりも自己発送の方が利益率は高くなりました
理由は、自己発送そのものが必ず儲かるからではなく、自己発送に向いている商品だけを選んでいるからです
FBAで販売する場合は
✔️配送代行手数料
✔️保管手数料
✔️長期在庫追加手数料
などがかかります
特に低単価商品では、この手数料の影響が大きくなります
一方で、自己発送の場合は
✔️ネコポスやクリックポストを利用できる商品であれば送料を抑えられる
✔️保管手数料や長期在庫追加手数料がかからない
ため、希望価格まで相場が上がるのを待つことができ、売れた時の利益率が高くなりやすい傾向があります
私が自己発送で扱っている商品は、主に次のような小型商品です
✔️トミカ
✔️Nゲージパーツ
✔️鉄道模型用品
✔️小型のホビー用品
これらの商品は、サイズが小さく、ネコポス・クリックポストで発送できるため、自己発送との相性が良いです
ただし、自己発送ならすべて利益率が高くなるわけではありません
ネコポスやクリックポストで送れないサイズになると
発送先によって送料が大きく変わるため、商品によっては自己発送よりもFBAの方が配送コストを安く抑えられる場合もあります
自己発送で利益率を高めるには、
✔️小型・軽量で送料を抑えられること
✔️破損リスクが低いこと
✔️保管スペースを圧迫しないこと
が重要です
私の実績で自己発送の利益率が高くなっているのは、こうした条件に合う商品だけを自己発送に回しているためです
ネコポスとクリックポストの使い分けについては
こちらの記事で解説しています▼
なぜそれでもFBAを使うのか?
自己発送の方が利益率は高い
これは一つの結論ですが、私がFBAを使い続けている理由は
販売数を伸ばしやすいから
です
事実、私の販売実績でも、販売件数の大半をFBAが占めています
FBAは、Amazonの倉庫から発送されるため、購入者にとって安心感があります
また、プライム配送の対象になりやすく、ライバルがいる商品でも購入されやすくなる傾向があります
そのため、自己発送より利益率は下がりやすいものの、商品を回転させやすいのがFBAの大きなメリットです
一方で、FBAにはデメリットもあります
ライバルが多い商品では価格競争になりやすく、利益率が下がることがあります
実際に、私のFBA販売の利益率も年々下がっています
| 年 | FBAの売上 | 利益額 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 2024 | 5,881,916円 | 1,027,638円 | 17.5% |
| 2025 | 7,614,572円 | 1,145,018円 | 15.0% |
| 2026 | 2,090,320円 | 281,880円 | 13.5% |
2024年から2026年にかけて、FBAの利益率は17.5%から13.5%まで下がっています
しかし、2024年と2025年を比較すると、利益率は下がっている一方で、利益額は増えています
これは、利益率だけを追うのではなく、値下げや損切りも使いながら販売数を増やす方針に変えた結果です
私がせどりを始めた頃は、利益率ばかり気にしていました
「できるだけ高く売りたい」
「利益率が高い商品を仕入れたい」
そう考えていたため、商品の回転率はあまり意識していませんでした
その結果、
利益はでてもキャッシュフローは赤字続き
利益がでた分は、仕入れにお金を使い続ける
在庫は増えているのに、手元の現金は減っていく
そんな時期が1年以上続きました
そこで、利益率だけではなく
回転率を重視する方針
に変えたところ、徐々にキャッシュフローが改善されてきました
利益率30%でも半年売れなければ意味がありません
逆に利益率15%でも毎月売れてくれれば資金が回ります
現在は
✔️回転率の高い商品をFBAで販売して利益の土台を作る
✔️利益率の高い商品を自己発送で販売して利益率を底上げする
というスタイルで運用しています
回転率の高い商品で利益の土台を作りながら、利益率の高い商品が売れるのをじっくり待つ
このスタイルは、最初から狙っていたわけではありません
失敗と改善を繰り返した結果、自然とこのスタイルに落ち着いていたようです
現在の在庫金額や、利益金額別の適正在庫については
こちらの記事で解説しています▼
私の自己発送とFBAの使い分け
せどりを始めた当初は、基本的にFBA中心で販売していました
自己発送を使っていたのは、主に次のような場面です
✔️FBA納品までの間、一時的に自己発送で出品する
✔️年末年始などFBA納品遅延リスクを回避するため自己発送で出品する
✔️FBAに送るほどではない少量の商品を自己発送で販売する
当初の自己発送は、あくまでもFBAを補うための使い方でした
しかし現在は、FBAと自己発送の役割を分けて使うようにしています
私の基本的な考え方は、
✔️FBA:販売数を作る
✔️自己発送:利益率を上げる
という使い分けです
FBA
販売数を稼ぐ担当として、次のような商品はFBAで販売しています
✔️回転が速い商品
✔️ネコポス・クリックポストで送れない商品
✔️高額商品
✔️自宅で保管すると場所を取る商品
✔️早めに売り切りたい商品
これらの商品は、利益率よりも資金の回転を重視して次の方針で販売します
✔️早く売り切ることを優先
✔️利益率より資金の回転を重視
✔️必要であれば損切りも行う
私の場合は、FBA商品は1か月以内での販売を目標に、遅くとも3か月程度で売り切ることを目安にしています
これはクレジットカードの支払いまでに現金を回収し、次の仕入れに資金を回すためです
長期間在庫になることを避け、多少利益率が下がっても、資金の回転でお金を増やす方を優先しています
損切りをすることで利益を守る考え方については
こちらの記事で解説しています▼
失敗しないFBA納品の手順については
こちらの記事で解説しています▼
自己発送
自己発送は利益率を上げる担当として使っています
✔️クリックポストやネコポスで発送できる小型商品
✔️破損リスクの低い商品
✔️自宅で保管をしても場所を取らない商品
✔️相場が上がるまで待ちたい商品
これらの商品は、FBAで早く売り切るというよりも、利益率を重視して販売しています
✔️利益率を重視
✔️希望価格になるまで安易に値下げはしない
✔️送料負けしない商品に絞る
✔️余剰資金の範囲で保有し、寝かせで相場上昇を待つ
自己発送の場合は、半年で売り切ることを目安にしています
ただし、半年以上売れない商品については
✔️価格が高すぎないか
✔️需要が落ちていないか
✔️競合出品者が増えていないか
✔️Amazon本体が出品していないか
✔️そもそも仕入れ判断が間違っていなかったか
を確認し、1年以内での販売を目指します
余剰資金の範囲で利益率の高い商品を自己発送で販売し、FBAで作った利益の土台に上乗せする
これが、現在の私の自己発送の使い方です
初心者でも失敗しない具体的な自己発送の方法については
こちらの記事で解説しています▼
まとめ
FBAと自己発送を比較すると
✔️販売件数はFBAが圧倒的に多い
✔️利益率は自己発送の方が高い
という結果になりました
私の販売データでは
✔️FBAの利益率:13~17%
✔️自己発送の利益率:21~26%
となっており、自己発送の方が利益率は高い傾向がありました
一方で、販売件数や売上の大部分はFBAが占めています
このようにデータからも
✔️FBAで回転率を上げて利益の土台を作る
✔️自己発送で全体の利益率を底上げする
という役割で使い分けられていることが見えてきました
扱う商品やスタイルで、人によって条件は変わると思います
ただ、試行錯誤しながら1万件以上販売してきた結果、自然とこのスタイルにたどり着きました
FBAと自己発送のどちらが良いかではなく、それぞれの特徴を活かして使い分けることが大切です
私のデータが、みなさんの発送方法選びの参考になればうれしいです
FAQ
Q.FBAと自己発送はどちらがおすすめですか?
A.目的により使い分けて併用することをお勧めします
FBAは販売数を稼ぎやすく、自己発送は利益率を上げやすいという特徴があります
私自身も現在は
✔️FBAで利益の土台を作る
✔️自己発送で利益率を底上げする
という形で使い分けています
Q. 自己発送の方が利益率が高いのに、なぜFBAを使うのですか?
A.FBAの方がカートが取りやすく販売数を伸ばしやすいからです
私の販売データでも、販売件数の7~8割はFBAでした
利益率は自己発送の方が高いものの、販売件数の大部分はFBAが占めています
私はFBAで販売数と資金回転の土台を作り、自己発送で利益率を底上げしています
Q. 自己発送はどんな商品に向いていますか?
A.私は
✔️トミカ
✔️Nゲージパーツ
✔️鉄道模型用品
などの小型商品を自己発送で出品しています
クリックポストやネコポスで発送できる商品は送料を抑えやすく、利益率を上げやすくなります
Q. 自己発送の商品は値下げした方がいいですか?
A.私の場合、自己発送は長期で売り切るつもりで仕入れるので、安易な値下げはしません
自己発送は保管手数料や長期在庫保管料がかからないので、値下げせずに希望価格になるまで待つこともあります
ただし、1年を超えて売れない場合は損切りも検討しています
Q. FBAの商品はどれくらいで売り切ることを目安にしていますか?
A.私は目標は1ヶ月、遅くとも3か月程度で売り切ることを目安にしています
長期間在庫になると保管料や長期在庫保管料のリスクがあるため、利益率よりも回転率を重視しています
Q. 自己発送の商品はどれくらい保有していますか?
A.私の場合は半年程度を目安にしています
利益率の高い商品やプレミア化が期待できる商品は、相場の上昇を待ちながら販売することもあります
Q. 初心者はFBAと自己発送のどちらから始めればいいですか?
A.私はまずFBAをおすすめします
発送や顧客対応をAmazonに任せられるため、仕入れやリサーチに集中できるからです
慣れてきたら、小型で利益率の高い商品を自己発送に切り替えていくと、全体の利益率を上げやすくなります
【前の記事】
初心者ならどっちを選ぶ?Amazon FBAと自己発送|発送方法の違いを解説
【次の記事】
Amazon商品登録のやり方|初心者でもできるセラーセントラル出品手順【画像で解説】
【関連記事はこちら】
- Amazonせどり初心者にトミカがおすすめな理由|小資金で始めやすい定番ジャンル
⇒ 【記事を確認】 - Amazonせどりの仕入れ判断基準|初心者が失敗しない7つのポイントを解説
⇒ 【記事を確認】 - せどりの在庫数の目安は?1万件の販売実績から目標利益別の在庫金額・在庫数を分析
⇒ 【記事を確認】
ぜひチェックしてみてください。



