せどりトラブル事例・失敗談

【実体験】Amazonから「出品停止」の警告メール!でも怖がらなくて大丈夫

Amazonから「必要なアクション:出品が停止されました」ってメールが届いたんですが・・・これってアカウント停止ですか?

Kei

大丈夫です。落ち着いて。私も最初にこのメールを見たときは焦りました。でも、ちゃんと手順通りに対応すれば、解決できますよ。

この記事はこんな人に向けて書いています

  • Amazonから“出品停止”のメールが届いて不安になっている方
  • 出品停止やアカウント停止が不安な方
  • 実際にどんな手順で対応すればいいのか知りたい方

Amazonせどりをしていると、時々「出品が停止されました」というメールが届くことがあります。
メールの文面には「知的財産を侵害」「著作権の侵害」「アカウント停止」といった、不安になる言葉が並んでいて、私も始めて受け取ったときは正直パニックになりました。

こんなメールを受け取ったら、初心者は焦ってしまうと思います。
ですが多くの場合、アカウント全体の停止ではなく、特定の商品だけが一時的に出品停止されているだけです。

この記事では、そんなメールを受け取ったときにどう対応すればいいか、私が実際に行った手順を、スクショを交えて具体的に解説していきたいと思います。

この記事を読んでわかること
  • Amazonから届く「出品停止」のメール内容と意味
  • 実際に行った削除・返送の対応手順(スクショ解説)
  • 異議申し立てをせず撤退するメリット

警告メールの内容

ある日突然、Amazonからこんな内容のメールが届きました。

Amazonからの出品停止メール1
Amazonからの出品停止メール2
Amazonからの出品停止メール3

要約すると

  • 商品ページに「他社の著作権画像」が使われている
  • 知的財産侵害の疑いがあるので、一時的に出品停止した
  • アカウント健全性ページから「解決」する必要がある
  • 問題に対応せずに、他の違反が発生した場合、アカウント停止されることがある

という内容です。

実際に行った対応手順

私が行った対応は「商品の返送」「商品情報の削除」「アカウント健全性ページで対処」です。
以下の手順で進めました。

Step1.商品の返送(FBAに納品している場合)

1.Amazonから届いたメールの最下部に、対象商品のASINが記載されています。
2.セラーセントラルの「全在庫の管理」画面で当該商品を探す。
3.右側のメニューから「返送/所有権の放棄依頼の作成」を選択。

全在庫の管理画面

4.「返送/所有権の放棄方法を選択する」で「発送先住所」を選ぶ。
5.「返送の出荷可能数量」を入力し「確認」をクリック。

基本的に「返送」を選ぶのがおすすめ。サイズによりますが返送費用は1個当たり数十円程度で、他販路で販売可能になります。

「廃棄」を選ぶと、Amazonで商品を廃棄されてしまうので、返送・再販費用を考えて、特別な事情がなければ避けた方が無難です。

Step2.商品情報を削除

1.セラーセントラルの「全在庫の管理」画面で当該商品を探す。
2.右側のメニューから「出品情報の削除」を選択。

在庫管理画面

3.確認画面が表示されるので、「出品情報の削除」をクリック

必ず「返送(または廃棄)」を済ませてから、削除してください。
先に出品情報を削除すると、返送できなくなります。

Step3.アカウント健全性ページの対処

1.メニューから【パフォーマンス → アカウント健全性】をクリック。

メニュー

2.「知的財産侵害の疑い」に件数が表示されているので、クリック。

アカウント健全性ページ

3.違反の商品と内容が表示されているので確認
4.内容を確認し、チェックを入れて「送信」をクリック

出品違反に対処

Step4.完了確認

アカウント健全性ページで「知的財産侵害の疑い」の件数が0になっていれば完了です。
念のため、数日間は再度通知が来ないかを確認しておくと安心です。

このほかのパターン

このほか、出品停止の理由には「商品情報が規約通りに設定されていない」というケースもあります。

この場合、理屈では商品ページの情報を修正をすれば再出品可能となっていますが、実際に自分で作成したページでなければ修正ができないことが多いです。

私も一度サポートに相談したり、異議申し立てをしてみたことがありますが、結局再出品できたことはありませんでした。

私は、こうしたケースでは無理に戦わずに、潔く撤退することにしています。
時間と労力をかけても売り上げにはつながらないですし、対応が遅れてアカウントに傷がつくリスクを避ける方が優先だと考えます。

ただし、価格設定が原因で出品停止になった場合は別です。
相場より高めに価格設定されているとAmazonが判断した場合は、素直に価格を下げれば再出品できるケースがほとんどです。

注意したいのは、これまで普通に価格設定できていた商品であっても、ライバルセラーがいなくなった瞬間に、「相場が下がった」と判定され、価格が高すぎる扱いになって出品停止になるケースです。
相場の動きやライバルの有無は常に目を配る必要があります。

同じようなメールを受け取らないために

どんな商品が出品停止になるかは正直完全に予測することは難しいです。
しかし、以下のポイントを意識しておくことでリスクを大きく減らすことができます。

🔍商品選定での予防策

  • メーカー・ブランド品は注意
     大手メーカーやキャラクター商品は、知的財産権に関する警告を受けやすいジャンルです。
  • JANコードの有無を確認
     正規品であれば通常JANがあります。
     JANコードがない商品は非正規品・コピー品の可能性があるため要注意です。
  • 出品者数を確認
     Keepaなどのツールで出品者数をチェックしましょう。
     出品者が極端に少ない、あるいはAmazon本体しかいない商品はリスクが高いサインです。

🧾書類準備での予防策

  • 仕入れ証明(納品書・請求書)を保管
     納品書や請求書を保管しておくことで、正規のルートから仕入を証明できます。
     知財関連の申し立てに対して有効な反論材料となります。
  • 領収書はPDF保存・フォルダ整理
     紙のままでは紛失の恐れがあるため、PDFにしてフォルダ分けしておくと安心です。
     メーカーや代理店からの仕入れなら信頼度も高く、対応がスムーズになります。

まとめ

Amazonの「出品停止」メールは焦りますが、多くの場合はアカウント全体の停止ではなく、特定商品の出品停止です。

対応は「返送・削除・アカウント健全性ページでの処理」が基本。返送か廃棄の判断は「再販コスト」と「保管スペース」でシミュレーションして決めましょう。

また、「商品情報の不備」が理由の場合は、修正できないことが多く、無理に戦わず撤退する方が結果的に得策です。
価格設定が原因なら、相場に合わせて調整すれば再出品できるケースもあります。

大事なのは「粘りすぎて時間を浪費しない」こと
Amazonに勝てない戦いは割り切り、その時間を次の仕入れやリサーチに回す方が、最終的にはプラスにつながります。


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