せどりはを始めたいけど梱包資材は何を揃えればいいの?
いい質問ですね!せどりでは、仕入れる前の“梱包資材の準備”がとても大事なんですよ。今回は、私が実際に使っているおすすめの梱包資材を全部紹介しますね。
この記事はこんな人に向けて書いています
- せどり初心者で、梱包資材に何を使えばいいか分からない人
- 梱包資材はできるだけ安く済ませたいけど、トラブルは避けたい人
- FBAと出品者出荷(=自己発送)、どちらも対応できる梱包資材が知りたい人
せどり初心者にありがちなのが、「商品を仕入れたけど、梱包資材がなくて納品作業が進まない…」というパターンです。
私も「商品が売れたけど梱包資材がない・・・」ということで、慌てて梱包資材を買いに行った経験があります。
Amazonせどりでは、FBA(フルフィルメント by Amazon)でも自己発送でも、ルールに沿った丁寧な梱包が求められます。
梱包が雑だと、破損やクレーム、低評価レビューにもつながります。
配送中の破損や、低評価、納期遅延等の問題を防ぐためにも、梱包資材の準備は仕入れと同じくらい重要なのです。
この記事では、私自身の体験を踏まえて、せどり初心者が迷いやすい梱包のポイントをまとめながら、FBAでも自己発送でも対応できる便利な梱包資材を実体験ベースで解説します。
出品者が自分で商品を梱包・発送する方法は、
「出品者出荷」または「自己発送」と呼ばれています。
どちらも意味は同じですが、Amazon公式では「出品者出荷」という用語が使われています。
このブログでは、馴染みのある「自己発送」という言葉を中心に、必要に応じて両方の表記を併用しています。
- Amazonせどりで必要な梱包資材
- 梱包資材の使い方
- おすすめの購入先
目次
- 1 せどり初心者が揃えておきたい梱包資材一覧
- 2 おすすめ梱包資材の特徴と使い方【写真付き】
- 2.1 ヤマト運輸の配送ラベル|Amazon提携サービス利用の必需品
- 2.2 紙封筒|送料が安く自己発送時の利益率アップ
- 2.3 段ボール|商品の保護と配送に必須。梱包資材の基本
- 2.4 ヤマト運輸宅急便コンパクト専用BOX|小型商品の自己発送に
- 2.5 プチプチ(エアキャップ)|輸送時の破損リスクを軽減
- 2.6 OPPテープ|梱包の封緘や仮止めに
- 2.7 コピー用紙|納品書の印刷
- 2.8 ラベルシール|FBA納品には必須
- 2.9 OPP袋|商品を清潔に保つ透明袋。小型商品納品にも必要
- 2.10 ポリ袋|液体を含む商品のFBA納品に必須
- 2.11 ストレッチフィルム|商品保護の補助アイテム
- 2.12 はさみ・カッター|梱包作業の定番アイテム
- 2.13 メジャー|商品サイズの測定に
- 3 まとめ せどりの成功は梱包で決まる!
せどり初心者が揃えておきたい梱包資材一覧
資材名 | 利用頻度 | 用途 |
---|---|---|
ヤマト運輸の配送ラベル | ★★★★★ | パートナーキャリア、マーケットプレイス配送 |
紙封筒 | ★★★★☆ | 商品の保護・発送 |
段ボール | ★★★★★ | 商品の保護・発送、FBAへの納品 |
ヤマト運輸宅急便コンパクト専用BOX | ★★★☆☆ | 商品の保護・発送 |
プチプチ | ★★★★★ | 緩衝材 |
OPPテープ | ★★★★★ | 段ボール封緘、プチプチ(仮)止め |
コピー用紙 | ★★★★☆ | 納品書 |
ラベルシール | ★★★★★ | FBA納品用バーコード |
OPP袋 | ★★☆☆☆ | 商品の個包装 |
ポリ袋 | ★☆☆☆☆ | 液体を含む商品の包装 |
ストレッチフィルム | ★★☆☆☆ | 商品保護 |
ハサミ・カッター | ★★★★★ | 梱包作業全般 |
メジャー | ★★☆☆☆ | 商品サイズ計測 |
おすすめ梱包資材の特徴と使い方【写真付き】
ヤマト運輸の配送ラベル|Amazon提携サービス利用の必需品
ヤマト運輸はAmazonと提携していて、かなりお得な配送料で発送・納品が可能です。
- マーケットプレイス配送サービス : 出品者出荷時の配送サービス
- FBAパートナーキャリア : FBA納品時の配送サービス
上記サービスを利用する為には使用するサービスやプリンターによって、専用のラベルが必要となります。
これらのラベルはヤマト運輸で無料でもらうことができます。
プリンター | サービス | 品番 |
---|---|---|
インクジェット | マケプレ配送サービス | 395 |
パートナーキャリア | 396 | |
レーザープリンター | マケプレ配送サービス | 323 |
パートナーキャリア | 322 |
マーケットトプレイス配送サービス・パートナーキャリアの詳細はこちらから
ヤマト運輸の営業所にラベルをもらいに行ったとき、受付の人に「そんなものない!」と言われたことがありました。
粘り強く説明してみたところ、別の担当者が出てきてくれて無事に必要なラベルを受け取ることができました。
このラベルは確実にヤマト運輸でもらうことができますので、一度断られても諦めずに説明してみてください。
また、意外と「マケプレ配送サービス・インクジェット用ラベル(品番395)」は在庫切れのこともあるので、必要枚数よりも少し多めに余裕をもって準備をしておくと安心です。
以降の説明は、ヤマト運輸でマケプレ配送サービス・パートナーキャリアを利用することを前提に説明します。
日本郵便でも同様に提携サービスを実施しているようですが、私は利用したことがありません。
紙封筒|送料が安く自己発送時の利益率アップ
自己発送で小型の商品を発送する際に利用しています。
私は基本的にネコポスサイズの商品(縦31.2cm×横22.8cm×厚さ2.5cm以内、重さ1kg以内)は、送料が安い(全国一律176円!)自己発送にしています。
梱包の手間や紙封筒の費用を考えると、FBAに納品しても良いかとも思いますが、商品が売れて梱包している時の「やってる感」もあり、原則、小型商品は自己発送としています。

2025年7月現在、単身赴任となり自己発送は一時的に休止しています。
これまでは自己発送の際、家族が在宅していたのでヤマトさんに集荷をお願いしていましたが、今は日中ほとんど不在のため集荷を頼むことができません。
いずれ、ポスト投函できる商品から少しずつ自己発送を再開する予定なので、紙封筒は大事に保管しています。
自己発送でもFBAでも、それぞれ適した梱包資材を用意しておくと、いざという時に慌てずに済みます。
段ボール|商品の保護と配送に必須。梱包資材の基本
FBAへの納品や自己発送で利用しています。
60,80サイズ
自己発送に利用しています。
私は、基本的にネコポスサイズの商品以外はFBAに納品してしまいますが、仕入れからFBA納品までの間は、販売機会を逃さないように自己発送として商品を出品しています。
80サイズを超えるのものは、段ボールを切り貼り加工して発送します。


120サイズ
FBA納品に利用しています。
FBA納品は、一度にまとめて商品を送ることで一商品当たりの送料を下げることができます。
ドラックストアやスーパーで無料の段ボールをもらうこともできますが、
- サイズがバラバラで使いにくい。
- 適当なサイズの箱がない。
- わざわざ取りに行くのが面倒。
- 店員さんに声をかけるのが恥ずかしい(私です)
等の理由から、私はネットで購入しています。
FBA納品では「最大160サイズ・重量30Kg以内」という上限がありますが、120サイズは積載量と扱いやすさのバランスが良く、特にフィギュアや雑貨を多く扱う方にはおすすめです。

ヤマト運輸宅急便コンパクト専用BOX|小型商品の自己発送に
FBA納品前に商品が売れて自己発送をする際に利用しています。
縦20cm×横25cm×高さ5cm以下の商品は宅急便コンパクトというメニューで配送が可能ですが、宅急便コンパクトを利用するには専用のBOXが必要となります。
1枚70円でヤマト運輸から購入可能です。
プチプチ(エアキャップ)|輸送時の破損リスクを軽減
FBA納品や自己発送の際に、商品が破損しないよう商品保護に利用しています。緩衝材としては新聞紙やクラフトペーパーを使うこともできますが
- 購入者目線で新品商品が新聞紙に包まれていたら気分が悪い(と、思う)。
- 自己発送の際も、仕入れ時に入っているクラフトペーパー等の緩衝材をリサイクル。
ということで、紙の緩衝材は購入していません。
特に高価なフィギュア等は外箱も商品の一部と捉えられることが多く、しっかりとプチプチでくるんで梱包しています。
フィギュア梱包のことも考慮して、私は大きめのロールタイプを購入しています。

OPPテープ|梱包の封緘や仮止めに
段ボールの封緘、プチプチで商品をくるんだ後の仮留めに利用します。DAISO等でも購入できますが、意外と利用量が多く、なんとなくブランド品(Scotch)の方がしっかりしている気がするので、ネットで購入しています。
48mm幅
段ボールの封緘に利用します。OPPテープを切るためのカッター付きが作業効率も上がりおすすめです。


18mm幅
プチプチで商品を包む際の仮止めに利用します。いったん18mmのテープで仮止めした後、上から48mmテープを貼ることで、しっかりと梱包ができます。
またFBA納品の際、プラモデル等の商品は中身が飛び出さないように、外箱をテープで止めるように指定されることがあります。その時にもこのテープで外箱を留めて納品します。

コピー用紙|納品書の印刷
自己発送の際には、納品書を印刷し同梱することが必須となります。
納品書自体は、セラーセントラルからPDFをダウンロードが可能です。
私は、A4サイズのコピー用紙を使用しています。
ラベルシール|FBA納品には必須
FBAに納品する際には、商品1つ1つにAmazon個別のバーコードを貼り付ける必要があります。
Amazon公式で、対応ラベルサイズ(2018/6月時点)は
- A4版21面(63.5mm x 38.1mm)
- A4版24面(63.5mm x 33.9mm、63.5mm x 38.1mm、64.6mm x 33.8mm、66.0mm x 33.9mm、70.0mm x 36.0mm、70.0mm x 37.0mm)
- A4版24面(66.0mm x 35.0mm)
- A4版27面(63.5mm x 29.6mm)
- USレターサイズ30面(1インチ x 2 5/8インチ)
- A4版40面(52.5mm x 29.7mm)
となっていますが、大きすぎるとスペースがなくラベルが貼れない、小さすぎると元のバーコードが隠れない等の不具合があるためA4判24面がお勧めです。
また、ラベル台紙ははがしやすい剥離可能なタイプを推奨されています。
剥離不可のタイプを使用する場合は、商品に直接ラベルを貼り付けると、クレームの原因となる恐れがあります。
私はA4判24面で剥離可能な弱粘着タイプを利用しています。

1ラベル24枚印刷可能ですが、印刷をするとほぼ必ず端数がでます。
端数は、他の端数の出た台紙に貼り直して使っています。
OPP袋|商品を清潔に保つ透明袋。小型商品納品にも必要
FBAへの納品の際、商品が小さくラベルが貼り付けられないもの(ペン等)は個別に袋に入れて袋にラベルを貼る必要があるため、小型の商品を個包装する際に利用します。
また自己発送の際に、プチプチで梱包するほどではないものでも商品保護の観点から商品サイズにあったOPP袋に入れています。
私はDAISOで以下3サイズのOPP袋を購入しています。
- A4サイズ(テープ付き)
- A5サイズ(テープ付き)
- ペンが入るサイズ(テープ付き)
ポリ袋|液体を含む商品のFBA納品に必須
液体を含む商品をFBAに納品する際には、ポリ袋やシュリンクラップで梱包するがあり、その際にポリ袋を利用しています。
特別なものではなく、これもDAISOで購入しています。
ストレッチフィルム|商品保護の補助アイテム
高額商品にラベルシールを貼る際の下地として使用したり、商品をまとめる際に利用します。
これもDAISOで購入しています。
はさみ・カッター|梱包作業の定番アイテム
段ボールを開封したり、プチプチを切ったりと色々なことに利用します。
これもDASIOで購入しています。
メジャー|商品サイズの測定に
商品や段ボールのサイズを測る際に利用します。
これもDAISO。
DAISOはせどらーの味方です。
まとめ せどりの成功は梱包で決まる!
せどりは「仕入れ」に注目しがちですが、お客さまの元に無事商品が届いて初めてせどりが完結します。
納品が遅れると販売機会を損ない、売り上げが上がらない原因となります。
また、自己発送の場合、発送遅延はアカウントに傷がつき、繰り返し遅延が発生するとアカウント停止にもなりかねません。
今回紹介した梱包資材は、実際に使ってきた中で「絶対必要なもの」ばかりです。
無理に全てを揃える必要はありませんが、今回紹介した資材を参考に、自分のスタイルにあった梱包資材を事前に準備しておきましょう。
これで梱包資材の準備はバッチリですね!
でも、実際に納品・発送しようとすると「梱包ってどうやればいいの?」と戸惑う場面も出てくるかもしれません。
実は、梱包の方法は「FBA」「自己発送」それぞれ少し異なります。自分がどちらで発送するかを選ぶ必要があります。
次の記事では、FBA納品と自己発送の違いや選び方について、私の経験をもとに解説しています。
ぜひチェックしてみてください。
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この記事は、「ちょうどいい自由」を求めて資産形成中の普通の50代サラリーマン「Kei」が、自身の実体験をもとに執筆しています。
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