FBAに納品してから、もう1年近く売れていない商品があるんです
さすがに損切りして処分した方がいいですよね?
FBA長期在庫保管手数料もかかってくるし・・・
確かに売れる見込みのない商品は処分した方がいいかもしれません
ただ、急いで損切り処分をしなくても良い在庫もあると私は考えてます
💡せどりの長期在庫はすべて悪というわけではない
理由なく持っている長期在庫は、資金を止める悪い在庫です
一方で、自分で持ち続ける理由を説明できる在庫であれば、ただの売れ残りではありません
私は、そうした在庫を「販売機会を待っている資産」と考えています
せどりをしていると、どうしても売れ残る商品が出てきます
仕入れたときは、
「これは利益が出る」
「そのうち売れる」
「少し待てば相場が上がるかもしれない」
と思っていても、実際には半年、1年と売れない商品もあります
一般的に、せどりの長期在庫は悪いものとして語られることが多いです
たしかに、売れない在庫を持ち続けると、仕入れ資金が止まります
しかも、FBAで販売している商品であれば、在庫保管手数料やFBA長期在庫保管手数料もかかります
実際に私も在庫保管手数料とは別に、FBA長期在庫保管手数料をAmazonに支払っています
この記事では、私の実際のせどり在庫をもとに、271日以上売れていない長期在庫を分析し、寝かせてもよい在庫と損切り・見直しが必要な在庫の違いを整理します
※長期在庫保管手数料は、Amazon上では「長期在庫追加手数料」と表記される場合があります。
この記事はこんな人に向けて書いています
- FBAの商品が半年以上売れずに悩んでいる人
- 売れない在庫を損切りすべきか迷っている人
- 寝かせてもよい在庫と、見直すべき在庫の違いを知りたい人
- せどりの長期在庫は本当に悪なのか
- 私の271日以上売れていない在庫の実態
- 寝かせてもよい在庫と、損切りすべき在庫の違い
目次
私の長期在庫は全体の約25%
FBAでは、保管期間が271日以上になると、通常の在庫保管手数料とは別にFBA長期在庫保管手数料がかかる場合があります
そのため、今回は271日以上保有している在庫を長期在庫として確認しました
集計結果は以下のとおりです
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 271日以上の売れ残り在庫数 | 421個 |
| 商品種類 | 84商品 |
| FBA保管/自宅保管の割合 | FBA保管 55%、自宅保管 45% |
| 仕入金額合計 | 396,902円 |
| 見込み利益合計 | 140,375円 |
271日以上売れていない在庫は421個、仕入金額合計で396,902円ありました
全体の在庫の約25%は長期在庫となっています
数字だけを見ると、かなり多く感じます
ただし、長期在庫の中身を見ると、すべてが同じ性質の在庫ではありませんでした
長期在庫TOP20だけで全体の約7割を占めていた
271日以上の長期在庫421個のうち、保有数の多い上位20商品だけで299個ありました
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 271日以上の長期在庫全体 | 421個 |
| 保有数TOP20の在庫数 | 299個 |
| TOP20の割合 | 約71.0% |
| TOP20の仕入金額合計 | 213,758円 |
つまり、私の長期在庫は
✔️商品種類では長期在庫全体の約24%(20商品 / 84商品)
✔️商品点数では長期在庫全体の約71%(299個 / 421個)
を上位20商品が占めていました
長期在庫は、全体にまんべんなく発生しているというより、一部の商品に集中していることになります
TOP20の商品の内訳をみると
✔️ミニ四駆パーツ
✔️Nゲージ部品
✔️トミカ
✔️小型ホビー
✔️キャラクター雑貨
などが中心でした
大型商品や保管に困る商品が大量に残っているというより、小型の商品がまとまって残っている状態です
この結果を見ると、私の長期在庫は「いろいろな商品が少しずつ売れ残っている」というより、「特定の商品を多く仕入れた結果、その一部が長期在庫として残っている」状態だと分かります
せどりの長期在庫TOP20を分類してみた
保有数TOP20の中身を確認すると、次の4つに分かれました
| 分類 | 在庫数 | 内容 |
|---|---|---|
| あえて寝かせている在庫 | 145個 | 廃盤・小型ホビー・相場待ち |
| Amazonで出品できなくなった在庫 | 36個 | 商標権侵害の恐れなどで別販路へ |
| Amazon本体・安値ライバルで売れない在庫 | 91個 | Amazon本体出品・価格競争で停滞 |
| 需要が少なく売れない在庫 | 27個 | 値下げしても売れにくい商品 |
この結果を見ると、長期在庫のすべてが失敗在庫というわけではありませんでした
TOP20のうち145個は、私があえて寝かせている在庫です
これはTOP20の約48.5%、長期在庫全体の約34.4%にあたります
これは、単なる売れ残りではなく
✔️廃盤商品で相場上昇を待っている商品
✔️小型で保管しやすいため急いで売っていない商品
です
これらの商品は、FBAに納品していないため、FBAの在庫保管手数料やFBA長期在庫保管手数料はかかっていません
資金は拘束されているものの、売れた時の利益幅も大きく、FBAの保管手数料はかかっていないので
「そのうちに売れればいい」
「仕入れの資金は、他の商品の売上で回収できている」
と考え保管しています
一方で、
✔️Amazonで出品できなくなった
✔️Amazon本体・安値ライバルの影響で売れなくなった商品
✔️そもそも需要が少なく売れない商品
もあります
これらは、あえて寝かせている在庫ではなく、販売方針を見直すべき在庫です
特にFBAに納品したまま長期在庫になっている商品は、在庫保管手数料がかかり続けます
✔️Amazonで出品できる商品は価格を見直して売り切る
✔️Amazonで出品できない商品は別販路で販売する
✔️需要が少なく売れない商品は、損切りや処分も検討する
このように、同じ長期在庫でも中身によって判断は変わります
また、こうした長期在庫は、ただ失敗として終わらせるのではなく、仕入れた理由を振り返る材料にもなります
これらは、仕入れ時点で、需要・ライバル数・Amazon本体の有無・価格競争のリスクを十分に見られていなかった商品で
ーーなぜ仕入れたのか
ーーなぜ売れ残ったのか
ーー次に同じような商品を仕入れるべきなのか
このように振り返ることで、長期在庫を仕入れ判断の精度を上げるための検証材料として活用します
私が実際に使っている仕入れ判断の基準については
こちらの記事で詳しく解説しています▼
あえて寝かせてもよい長期在庫の特徴
私の場合、あえて寝かせている商品には、いくつか共通点があります
✔️小型で保管場所を取らない
✔️劣化しにくい
✔️廃盤や限定品で相場上昇を待てる
✔️自己発送で保管手数料がかからない
✔️値下げして売らなくても、他の商品の利益で仕入れ資金は回収できている
このような商品は、すぐに売れないからといって、無理に損切りする必要はないと考えています
特に、トミカ、Nゲージ部品、ミニ四駆パーツのような小型ホビーは、自宅で保管しても大きな負担になりにくいです
もちろん、必ず値上がりするわけではありません
ただ、保管コストが低く、需要が残っている商品であれば、あえて寝かせる判断もありだと考えています

私が損切り・見直しを考える長期在庫の基準
私の場合、次のような在庫は損切りや販売方針の見直しを考えます
✔️Amazon本体や安値ライバルがいて、価格を戻せる見込みがない
✔️FBAに納品したまま長期在庫になり、保管手数料が利益を削っている
✔️Amazonで出品できなくなり、別販路で売る必要がある
✔️値下げしても売れず、需要そのものが少ない
✔️保管する理由を自分で説明できない
特に重要なのは、最後の「保管する理由を説明できるか」です
小型で保管しやすく、廃盤や限定品として相場上昇を待てる商品であれば、あえて寝かせる判断もあります
一方で、理由なく持ち続けている在庫は、仕入れ資金を止めるだけの悪い長期在庫になりやすいです
そのため私は、長期在庫を見直すときに、
「なぜこの在庫を持ち続けているのか」
を説明できるかどうかを基準にしています
まとめ|長期在庫は悪ではないが、理由のない放置は悪
今回、271日以上売れていない在庫を分析したところ、長期在庫は421個ありました
そのうち、保有数TOP20だけで299個あり、長期在庫全体の約7割を占めていました
さらにTOP20を分類すると、あえて寝かせている在庫もあれば
✔️Amazon本体や安値ライバルの影響で売れなくなった在庫
✔️Amazonで出品できなくなった在庫
✔️そもそも需要が少ない在庫もありました
この結果から分かるのは、長期在庫はすべて悪ではないということです
大事なのは、
なぜその在庫を持ち続けているのか説明できること
だと思います
長期在庫は悪ではありません
ただし、理由のない長期在庫は、資金を止める悪い在庫です
せどりで長く続けるためには、長期在庫をゼロにすることよりも、
持ってよい在庫と、見直すべき在庫を分けること
が大事だと感じています
FAQ
Q.せどりの長期在庫は悪ですか?
A.すべてが悪ではないと考えます
小型で保管しやすい商品や、廃盤品として相場上昇を待てる商品であれば、あえて寝かせる判断もあります
ただし、理由なく売れ残っている在庫は資金を止める原因になるため、見直しが必要です
Q.せどりで何ヶ月売れなかったら長期在庫ですか?
A.明確な定義はありませんが、FBAでは271日以上になると長期在庫追加手数料がかかる場合があるため、私は271日以上の商品を長期在庫の目安として確認しています
実務上は、3ヶ月で価格や需要を確認し、半年を超えたら本格的に見直すようにしています
Q.長期在庫は全て損切りした方がいいですか?
A.すべてを損切りする必要はありません
説明できる理由があり、仕入れ資金にも余裕があるのであれば、あえて寝かせる判断をすることもあります
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