Amazonせどりの仕入れ管理|1.3万件の仕入れを記録してきたExcel台帳
🔗 Amazonせどりの台帳管理方法を解説したシリーズ記事
私は1つのExcel台帳に、「仕入れた時 → 売れた時 → Amazonで金額が確定した時」の順に情報を追加しています。
次の記事を上から順に読むと、Amazonで販売金額や手数料が確定するまでの台帳管理方法が分かります。
台帳管理の全体像
せどりの仕入れ・売上・在庫をExcel台帳で一元管理|実際の管理方法を公開
※この記事で紹介してるExcel台帳は、こちらの記事からダウンロードできます
1️⃣ 商品を仕入れた時
Amazonせどりの仕入れ管理|1.3万件の仕入れを記録してきたExcel台帳
2️⃣ 商品が売れた時
Amazonせどりの売上管理|売れた商品をExcel台帳に記録する方法
3️⃣ Amazonで金額が確定した時
Amazonせどりの入金管理|セラーセントラルとExcel台帳を照合する方法
この記事では、最初の段階となる「商品を仕入れた時」に、Excel台帳へどのような情報を記録しているかを紹介します。
💡仕入れ時点で、商品情報・実際の仕入価格・支払い方法・想定販売価格・想定利益を記録しています
Amazonの手数料や送料を含めて、この商品をいくらで売れば、どのくらい利益が残るのかまでを計算し、仕入れ判断の根拠を台帳に残しています。
仕入れた商品を1点ずつ台帳に記録
私が使っているのは、特別な在庫管理ソフトではなく自作のExcel台帳です。
商品を仕入れたら1商品につき1行を作り、仕入れ時点で分かっている情報を入力します。

仕入れ時点では、大きく分けて「商品情報」「仕入れ情報」「想定利益」の3つを記録しています。
| 入力項目 | 主に記録している内容 | 記録する理由 |
|---|---|---|
| 商品情報 | せどり種類・仕入れ先・JANコード・ASIN・商品名 | 商品の特定や再仕入れ、データ照合に使う |
| 仕入れ情報 | 注文日・商品代・送料・梱包資材などの経費・合計金額、カードの支払い金額・使用ポイント・現金/電子マネー・クーポン/割引 | 実際の仕入原価、何でいくら支払ったかを把握する |
| 想定利益 | 想定販売価格・Amazon手数料・送料・想定入金額・利益・利益率 | 仕入れ判断の根拠を残す |
商品情報|あとから商品を特定できるようにする

仕入れ先|再仕入れの宝の地図
領収書と照合できるように、商品を購入した店舗・サイト名を記録しています。
利益が出た商品を再仕入れするときも、過去にどこで購入したかが分かれば、同じ仕入れ先をすぐに確認できます。
JANコード|商品検索と過去データ呼び出しのキー
Yahoo!ショッピングやヨドバシなど、Amazon以外のサイトで同じ商品を探すときに便利なコードです。
見た目や商品名がほとんど同じでも、JANコードが違う商品があります。
私は、見た目がほぼ同じ後継商品を仕入れて、大赤字となった経験があるため、仕入れ時にJANコードが一致していることを確認しています。
私はJANコードを使って、Yahoo!ショッピングの商品を自動検索し、販売価格を取得するツールも作っています。
JANコードを記録しておくと、手作業で商品を検索するだけでなく、他サイトとの価格比較を自動化するためのキーとしても使えます。
また、過去に仕入れたことがある商品は、JANコードを入力すると、過去の記録からASIN,商品名を自動で呼び出せるようにしています。
過去に登録した商品であれば情報が自動表示されるため、再入力の手間を減らしながら、初めて仕入れる商品なのか、過去にも仕入れた商品なのかを確認できます。
仕入の際のJANコードに関する注意点については、
こちらの記事で紹介しています▼
ASIN|Amazonでの住所
Amazon内で商品を一意に識別するコードです
あとでセラーセントラルからダウンロードしたデータと台帳を突合するときにも使います。
セラーセントラルから取得できるデータには、各商品にASIN(Amazonの商品ID)が記載されています。
私はASINをキーにKeepa APIから、最安値を取得して自分の販売価格との差額・差率と、Amazon本体が販売しているかどうかを自動で確認できるようにしています。

ASINを記録しておけば、商品照合だけでなく、こうした価格管理の自動化にも活用できます。
商品名|後で探すため略称禁止ルール
Amazonの商品ページにある正式名称をそのまま記録します。
私はせどりを始めた頃、入力が面倒だったので商品名を略して記録していました。
ところが、あとでAmazonからダウンロードしたトランザクションレポートと照合するときに、台帳とAmazon側の商品名が一致せず、商品の突合に苦労しました。
それ以来、Amazonの商品ページに記載されている商品名をそのままコピーして記録しています。
入力するときは少し長くなりますが、あとでデータを突合するときはこの方が楽です。
仕入先|
- Yahoo!ショッピング
- Amazon
- 家電量販店
- ホビーショップ
など、いろいろなサイトから商品を購入します。
時間が経ってから、
「この商品、どこで買ったんだっけ?」
となることがあるので、仕入先は残しておきます。
特に一度利益が出た商品を再仕入れするときは、過去の仕入先がそのまま検索の入口になります。
私は仕入先を見て、まず以前購入したショップを確認できるようにしています。
以前に仕入れたことがある商品は、JANコードを入力すると過去の台帳から商品情報を自動で呼び出せるようにしています。
たとえば、
✔️ASIN
✔️商品名
など、すでに登録されている情報を再入力する必要がありません。
JANコードを商品情報の検索キーとして使うことで、入力の手間を減らしながら、初めて仕入れる商品なのかどうかをチェックできるようになりました。
仕入れ情報|いつ・いくらで・何で買ったかを残す

注文日|いつ仕入れたのかを記録する
注文日は、カードの支払い時期や仕入れ履歴を把握するために記録しています。
特に電脳せどりの場合、商品到着までに時間がかかることがあり、いつ何を買ったのかが分からなくなることがあります。
そんなとき、注文日を記録しておくと、購入履歴を追跡することができ、同じ商品の重複購入を防ぐことができます。
注文日は、支払い時期を把握するだけでなく、仕入れ履歴や在庫をあとから追跡するためにも必要な項目です。
仕入れ(支払い)価格|支払い方法別に管理
仕入れ価格は、台帳の中でも特に重要な項目です。
私は、送料・梱包資材なども含めて税込価格で統一して記録します。
一度に複数の商品を購入した場合、送料や梱包資材などは、商品の本体価格で按分して計上しています。
また、ポイントやクーポン割引がある場合は、割引分を除いた実際の支払金額で記載します。
こうしておくことで、実際にいくらで商品を仕入れたのかが分かり、商品ごとの利益や利益率も計算できます。
支払い方法ごとに分けて記録する
せどりを始めた頃は、クレジットカード・現金・ポイント払いを分けず、すべて「仕入れ価格」として一括りで記録していましたが
❌翌月クレジットカードからいくら引き落とされるのか分からない
❌現金でいくら支払ったのか分からない
❌これから必要になる資金を把握しにくい
となってしまいました。
利益が出ていても、Amazonからの入金よりカードの支払いが先にきて、手元の資金が減ってしまいました。
そこで、クレジットカード・現金・ポイントなど、支払い方法ごとに仕入れ金額を分けて記録するようにしました。
支払い方法ごとに分けて管理することで、翌月以降のカード請求額まで把握しやすくなり、仕入れに使える金額も判断できるようになりました。
せどりの資金繰りに困った体験談や、キャッシュフローを改善する方法については、
こちらの記事で詳しく解説しています▼
想定利益|仕入れた時点の判断を残しておく

注)販売価格は、注文が入ったら記入します
想定価格|仕入れ時点の最安値で想定する
想定価格は、仕入れ時点のAmazonの最安値を基準にします。
初めの頃は
「これくらいの価格で売れて欲しい」
という希望価格を想定価格にして、利益が出るかどうかを判断していました。
しかし、希望価格で利益を計算すると、実際に販売するときには価格が下がっていて、想定していた利益が残らないことも。
最安値を基準にしておくことで、仕入れ判断が楽観的になりすぎるのを防ぐことができます。
また、想定価格を台帳に残しておけば、販売後に
仕入れ時点での想定利益と実際の利益
を比較できます。
「想定より価格が下がった」
「逆に価格が上がって利益が増えた」
「想定どおりの利益が取れた」
といった結果を振り返ることで、利益率や販売数など、自分の仕入れ判断が正しかったのかを検証できます。
Amazonせどりの仕入れ判断基準や、
利益率・販売数から仕入れ可否を判断する方法については、
こちらの記事で解説しています▼
損益分岐|どこまで値下げできるかを予め想定する
もうひとつ、仕入れる時点で確認しているのが損益分岐となる販売価格です。
簡単にいえば、
「いくらまで値下がりしたら利益がゼロになるのか」
をあらかじめ確認しておきます。
Amazonでは、商品カテゴリーによって販売手数料率が異なり、FBAの場合は配送代行手数料、自己発送の場合は実際の送料や梱包費などもかかります。
これらの販売経費を含めて、利益がゼロになる販売価格を損益分岐として台帳に残しています。
たとえば、
✔️想定販売価格:3,000円
✔️損益分岐:2,300円
であれば、仕入れ時点で約700円の値下げ余地があることが分かります。
逆に、想定販売価格と損益分岐がほとんど変わらない商品は、少し値下がりしただけで赤字になる可能性があります。
私は仕入れる前にKeepaで過去の価格推移を確認して、
「過去に損益分岐を下回る価格まで値下がりしていないか」
もチェックしています。
こうしておくことで、単に「今は利益が出る」というだけではなく、過去の価格変動まで含めて赤字リスクを判断できます。
Keepaで価格推移や販売数を確認する方法については、
こちらの記事で解説しています▼
まとめ|仕入れ時点で記録しておくこと
私は商品を仕入れたら、次の項目を台帳に記録しています。
| 入力項目 | 主に記録している内容 |
|---|---|
| 商品情報 | せどり種類・仕入れ先・JANコード・ASIN・商品名 |
| 仕入れ情報 | 注文日・商品代・送料・梱包資材などの経費・合計金額、カードの支払い金額・使用ポイント・現金/電子マネー・クーポン/割引 |
| 想定利益 | 想定販売価格・Amazon手数料・送料・想定入金額・利益・利益率 |
商品を仕入れた時点でこれらの情報を記録しておくことで、仕入れから販売・入金までの流れをあとから追える状態にしています。
最初は少し面倒ですが、継続するコツはこまめに記録する習慣を作ることです。
「あとでまとめて入力しよう」とすると、どの商品がどの注文分なのか分からなくなったり、入力そのものを忘れたりします。
私は、商品を仕入れたタイミングごとに台帳へ記録するようにしています。
仕入れ時点の記録が終わったら、次は商品が売れたときの記録です。
売れた後に、販売価格・Amazon手数料・実際の利益などを、
どのように台帳へ反映しているのかは、こちらの記事で解説しています▼
この記事で紹介してるExcel台帳は、こちらの記事からダウンロードできます。
FAQ
Q.仕入れた商品はどこまで記録すればいいですか?
A.仕入れたすべての商品を1つずつ記録するのが理想です。
領収書だけでも最低限の証拠にはなりますが、
「どの商品が、いつ、いくらで、どこから仕入れたのか」がわからないと、
利益率やキャッシュフローを正確に把握できません。
Q.JANコードとASIN、どちらを記録すればいいですか?
A.両方記録しておくのがベストです。
✔️ASIN:Amazon内の管理やKeepa連携に必要
✔️JANコード:Yahoo!ショッピングなど他サイトで再仕入れする際に必要
どちらか片方だけだと、リサーチや在庫照合のときに苦労します。
Q.想定価格はどうやって決めればいいですか?
A.仕入れ時点のAmazon最安値を想定価格として設定しています。
希望的観測で高めに設定すると、値下がり時に赤字になるリスクがあります。
「最安値で売っても利益が取れるか?」を判断基準にするのが安全です
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