Amazonせどりの確定申告|副業としての売上・利益・納税額を実データで公開
2023年10月にAmazonせどりを始めてから、利益が20万円を超えた2024年以降、毎年確定申告をしています。
せどりを始めたばかりの頃は
「20万円以上収益が出たら確定申告が必要」
位の認識でした。
とりあえず2023年は利益が20万を超えなかったので、確定申告はしませんでした。
2024年は、利益が20万円を超えていたため初めて確定申告をして
「こんなに税金を払うのか」
と驚きました。
2025年には青色申告で確定申告をして、帳簿のつけ方を見直すなど、毎年少しずつやり方が変わってきています。
この記事では、副業でせどりをしているサラリーマンの私が、実際にどれくらい売上を上げて、どのくらいの利益が出て、確定申告をしてどのくらいの税金を納めたのかを記録し、公開していきます。
売上、利益、所得税、住民税、そして実際に確定申告して感じたことまで、年ごとに追加していきます。
※この記事は私自身の確定申告結果を記録したものです。同じ売上・利益でも、本業の給与や家族構成、経費、所得控除などによって税額は変わります。
Amazonせどりの確定申告実績
まず、これまでの結果をまとめると次のようになりました。
2023年は売上 約72万円、利益 約8万円であったため、確定申告をしていません。
| 年 | 売上・収入※1 | 利益 | 申告方式 | 所得税※2 | 住民税※2 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年 | 約72万円 | 約8万円 | 申告なし | - | - |
| 2024年 | 約695万円 | 約105万円 | 白色申告 | 約18万円 | 約10万円 |
| 2025年 | 約896万円 | 約93万円 | 青色申告 | 約4万円還付 | 0円 |
※1 2024年は、当時の確定申告で計上した収入額を記載しています。
※2 私の場合、本業の給与は年末調整済みなので、ここでは確定申告によって再計算された所得税、住民税のみを記載しています。
2024年|初めての確定申告で約28万円の税負担
2024年は、初めて1年間を通してAmazonせどりに取り組み、キャッシュフローは赤字ながらも利益が出た年でした。
この年に確定申告で計上した収入額は約695万円、確定申告上の利益は約105万円でした。
当時は青色申告はまだ頭になく、白色申告で確定申告しています。
e-Taxで必要な項目を入力していき、最後に所得税 約18万円の追加納税が必要と表示された時は
「え?こんなに税金はらうの!?」
と驚きました。
本業の給料からも社会保険や税金などで25%程度引かれているので、当然と言えば当然ですが、サラリーマン人生含めて、初めて税金を意識した瞬間でした。
しかも、それで終わりではなく、住民税は所得税も約10万円増えていました。
結局、2024年のせどりによって計算上増えた税金は
所得税 約18万円+住民税 約10万円=約28万円
となりました。
この経験から、
「2025年は青色申告にしよう」
と強く思いました。
住民税の請求は5,200円!?
確定申告をした年の6月に住民税の納付書が届きました。
100,000円の納付と思っていましたが、届いた納付書は
✔️2,200円×1枚
✔️1,000円×3枚
の合計5,200円分でした。
あまりの安さに拍子抜けしましたが、あまり内容を確認せずにPayPayで支払いました。
ところが、支払った後によく見たら納付日に指定がある。
慌てて区役所に確認したところ
納税されていれば支払い期間は特に問題ない
とのことで、とりあえず一安心。
結果的に問題はありませんでしたが、書類は支払う前にしっかり確認する
そんな当たり前のことを改めて実感しました。
住民税が安かった理由ですが
ふるさと納税の減税分と相殺されていたから
少額で済んで良かったと安心していましたが、税金はしっかりとられていました。
2025年|青色申告に変えて2回目の確定申告
2025年のAmazonせどりの売上は約896万円。
2024年の約695万円から、売上は約200万円増えました。
一方、確定申告で集計した控除前の利益は約93万円でした。
前年の約105万円と比較すると、利益の規模はそれほど変わっていません。
2025年から大きく変えたのが、青色申告です。
前年の確定申告を経験してから、
「副業とはいえ、ここまで売上があるなら事業として帳簿を整えた方がいい」
と考えるようになり、青色申告の準備を進めました。
青色申告を選んだ経緯については、こちらの記事にまとめています。
→ Amazonせどりの確定申告|白色申告と青色申告の違い|事業として考えた私の選択
2025年は両親に年間50万円の専従者給与を支払った
2025年からは、せどりを手伝ってもらっている両親に給与を支払うようにしました。
実際にお願いしているのは、
- 購入した商品の受け取り
- 商品の検品
- 自己発送商品の梱包
- 発送作業
などです。
作業時間は1日約1時間。
時給1,000円×20日程度として月2万円、さらに年1万円のボーナスをそれぞれ支払い、両親2人で年間50万円を専従者給与として計上しました。
もちろん、帳簿上だけ給与を計上しているわけではありません。
実際に作業をしてもらい、給与も銀行振込で支払っています。
この50万円を経費として計上したことで、
93万円 − 50万円 = 43万円
となりました。
さらに青色申告特別控除を適用したため、2025年のせどりによる事業所得は最終的に0円となりました。
ここで私自身が実際に経験して分かったのは、「青色申告特別控除が65万円あるから65万円全部得をする」というわけではないということです。
私の場合は、専従者給与を差し引いた時点で残っていた所得が43万円だったため、青色申告特別控除を65万円すべて使う必要はありませんでした。
2025年の確定申告では38,502円が還付された
最終的な2025年分の確定申告では、所得税の追加納税はありませんでした。
逆に、確定申告全体では
38,502円の還付
という結果になりました。
2024年は約18万円を追加納税。
2025年は38,502円の還付。
結果だけを見ると、大きな違いです。
ただし、ここは誤解しないようにしておきたいところです。
この差額がそのまま
「青色申告にしたことによる節税額」
というわけではありません。
本業の給与所得や源泉徴収額もありますし、2025年からは専従者給与も支払っています。
さらに、前年より帳簿をしっかり整え、在庫や必要経費も確認して利益を計算するようになりました。
いくつもの条件が違うため、2024年と2025年の納税額だけを比較して「青色申告で○万円得した」と考えることはできません。
あくまで、
「私の場合はこういう結果になった」
という実例です。
2回確定申告して一番変わったのは税金より帳簿への意識
2024年と2025年を比較すると、納税額以上に変わったと感じるのが帳簿に対する意識です。
2024年は、とにかく初めての確定申告を終わらせることで精一杯でした。
ところが一度確定申告を経験すると、
「この仕入れはどう記録する?」
「Amazonの入金はどう仕訳する?」
「年末に残っている在庫は?」
「年をまたいだ売上はどちらの年に入れる?」
など、それまであまり意識していなかったことが気になるようになりました。
そこで2025年からは、マネーフォワード クラウド確定申告を使い、クレジットカードや銀行口座を連携。
仕入れや経費、Amazonからの入金を帳簿として残すようにしています。
現在は、
「確定申告の時期になったから一年分をまとめる」
というより、
「普段から記録して、確定申告ではその内容を確認する」
という形に変わってきました。
私が実際に行っている帳簿のつけ方については、こちらの記事にまとめています。
→ Amazonせどりの帳簿のつけ方|会計ソフトで仕訳を効率化した方法
売上が増えても納税額が同じように増えるとは限らなかった
2024年と2025年を振り返ると、これも実際に数字を並べて初めて気づいたことです。
Amazonせどりの売上は、
2024年:約695万円
2025年:約896万円
と約200万円増えました。
しかし、確定申告上の利益は、
2024年:約105万円
2025年:約93万円
でした。
そして確定申告の結果も、
2024年:約28万円の税負担
2025年:所得税38,502円還付
と大きく変わりました。
売上だけを見ても、最終的に税金がいくらになるのかは分かりません。
同じ利益額でも、本業の給与や経費、各種控除などによって結果は変わります。
私自身も最初は、
「せどりで100万円くらい利益が出たら、税金はいくらなんだろう?」
と考えていました。
でも実際に2年間確定申告してみると、利益だけから税額を予想するのは難しいというのが実感です。
だからこそ、このページでは一般的な税額を計算するのではなく、私自身の実績をそのまま残していこうと思っています。
2026年以降も確定申告結果を追加していきます
この記事は2025年の確定申告だけで終わらせる予定はありません。
今後もAmazonせどりを続けている間は、
- 年間売上
- 確定申告上の利益
- 年末在庫
- 専従者給与
- 所得税
- 住民税
- 還付額
- 前年から変えたこと
などを毎年追加していく予定です。
2024年は白色申告。
2025年から青色申告。
そして2026年は、さらに帳簿や在庫管理の方法も変わっています。
数年分の数字が並べば、
副業でAmazonせどりを続けた場合、売上・利益・税金が実際にどう変化していくのか
という一つの記録になると思っています。
制度について詳しく説明することは、税理士や国税庁など専門家に任せます。
このブログでは、実際にAmazonせどりを続けている一人の会社員として、
「実際にやったらどうなったのか」
をこれからも残していきます。
まとめ|副業Amazonせどりの確定申告を記録していく
私のこれまでの確定申告結果は、
2024年
- Amazon売上:約695万円
- 確定申告上の利益:約105万円
- 白色申告
- 所得税:約18万円追加納税
- 住民税:約10万円増加
2025年
- Amazon売上:約896万円
- 控除前利益:約93万円
- 青色申告
- 専従者給与:年間50万円
- せどりの事業所得:0円
- 所得税:確定申告全体で38,502円還付
- せどりによる住民税の追加負担なし
となりました。
2年間だけでも結果は大きく違います。
ただ、それを「白色だから高い」「青色だから安い」と単純に比較することはできません。
私の場合も、申告方法だけではなく、専従者給与、帳簿、在庫、必要経費などさまざまな条件が変わっています。
だからこの記事では、税金の一般論ではなく、
Amazonせどりを副業として続けている私自身の確定申告結果
を毎年記録していきます。
これから副業せどりを始める人や、初めて確定申告する人にとって、
「実際に続けている人はどうなっているのか?」
を知る一つの参考になればと思います。
💡約28万の納税 → 3.8万円の還付へ
利益の規模はほぼ同じ
それでも、申告方法を変えただけで、税金がここまで変わりました
この記事はこんな人に向けて書いています
- 確定申告を、白色・青色どちらで申請するか迷っている人
- 副業せどりの税金がいくらかかるのか具体的な数字を知りたい人
- 青色申告65万円控除や専従者給与の効果を実例で知りたい人
- 白色申告と青色申告の違いを実例で理解できる
- Amazonせどりで青色申告が税制的に有利になる理由
- 実際に支払った税金と還付額の具体的な数字
確定申告の季節がきました
私も確定申告しようと思うんですが、税金ってどれくらいかかるんですか?
納税額は申告方法で大きく変わるよ
私の場合、去年は白色申告で約28万の納税だったよ
今年は青色申告をしたので、その結果を公開するね
Amazonせどりの確定申告は白色申告と青色申告どちらが得?
Amazonせどりをしていると避けて通れないのが確定申告です
「白色と青色どっちがいいのか?」
「税金はどれくらい変わるのか?」
私自身、2024年は白色申告、2025年は青色申告で確定申告しました
結果
納税額が大きく減りました
この記事では実際の数字を公開しながら
Amazonせどりにおける白色申告と青色申告の違いを解説していきます
この記事は、Amazonせどりを行う私個人の実務上の運用例を紹介したものです
税務上の一般的なルールとは異なる点があります
あくまで一例として参考にしていただき、実際の処理については税理士または税務署にご確認ください
【比較】Amazonせどり|白色申告と青色申告の違い
白色申告と青色申告の主な違いは次の通りです
納税額の差に大きく関係するのは
「青色申告特別控除」と「専従者給与(家族への給与)」です
| 項目 | 白色申告 | 青色申告 |
|---|---|---|
| 事前申請 | 不要 | 必要(期限有り) |
| 青色申告特別控除 | なし | 最大65万円 |
| 専従者給与(家族への給与) | 制限あり | 全額経費計上可能 |
| 赤字繰り越し | 不可 | 可能(3年) |
| 帳簿 | 簡易簿記 | 複式簿記 |
白色申告と青色申告の違いについては、こちらの記事でも詳しく解説しています▼
2024年|白色申告(雑所得)で約28万円納税
2024年は白色申告で確定申告をしました
副業せどりの利益105万は雑所得扱いで申告
本業の給与所得に上乗せされ、累進課税で税率が上がりました
結果
- 所得税:追加納税 約18万円
- 住民税:翌年追加納税 約10万円
合計 約28万の税負担
本業でも給料の約3割が税金や社会保険で引かれているので
仕組みとしては理解しているつもりでした
ただ、実際に現金で支払う税金は想像以上に重く感じました
白色申告をしたときの体験談は
こちらの記事で詳しく書いています ▼
2025年|青色申告で税金が減る
2025年は青色申告で確定申告をしました
副業せどりの利益は事業所得として申告
今年の控除前の利益は93万円
前の年の105万円と、大きく変わりません
ただし、今年は在庫や費用も正確に計上し、利益を適正に算出しました
そこから
- 青色申告特別控除
- 専従者給与
を計上
最終的に、せどりの事業所得は控除により0円となり
- 所得税 追加納税無し
- 住民税 追加納税無し
という結果になりました
白色申告では約28万円の税負担
青色申告では追加納税無し
同じようにせどりをしていても
申告方法が変わるだけでここまで差が出ました
青色申告をするために
私がやってきたことについてはこちらの記事で紹介しています▼
なぜここまで差が出たのか?
白色申告と青色申告で、なぜ約28万円もの差が出たのか
理由は大きく3つあります
青色申告特別控除(10万/55万/65万円)
青色申告の最大のメリットが
最大65万円の青色申告特別控除
です
これは利益から直接差し引くことができる控除で
白色申告にはこの制度はありません
この差は非常に大きいです
専従者給与の計上
これは、家族に支払った給与を経費として計上できる制度です
白色申告でも専従者控除は利用できますが
- 配偶者:最大86万円
- その他の親族:最大50万円
といった上限があります
一方で、青色申告の場合は
事前に「青色事業専従者給与に関する届出書」を提出することで
適正な金額であれば実際の支払額を全額経費計上できます
私は2024年の申告時は、専従者給与の支払いがなかったため
この制度を活用できませんでした
しかし2025年は、両親に給与を支払い青色専従者給与を計上しました
これが、税負担が減った大きな要因の一つです
よくある疑問
「専従者給与を払ったら、その分利益が減るだけでは?」
という疑問を持つ人もいるかもしれません
確かに、事業の利益は減ります
しかし、専従者給与は
税金に支払うお金ではなく、家族の収入になるお金です
私の場合、両親は年金生活のため
専従者給与に対する税負担は大きくありません
世帯全体で見た税負担は大きく減りました
私は両親に給料を払ってせどりを手伝ってもらっています
具体的な作業は
- 購入した荷物の受け取りと検品
- 自己発送の商品の梱包と発送対応
作業時間は1日約1時間
時給1,000円 × 20日 = 月2万円
さらに年1万円のボーナス
年間合計 50万円を専従者給与として計上しています
青色専従者給与の届出を事前に提出し
実際に業務をしてもらい、給与も銀行振込で支払っています
在庫や経費の正確な計上
期末在庫や費用をきちんと計上しなければ、利益は正しく算出できません
青色申告に切り替えたことで
帳簿を整え、在庫や経費を正確に管理するようになりました
その結果
本当の利益が見えるようになり
正確に税負担を計算することができるようになりました
誰でも簡単にできる帳簿のつけ方についてはこちらの記事で紹介しています▼
最終的に
控除前利益93万円でしたが
専従者給与50万円を支払うことで
所得が43万円に圧縮
さらに青色申告特別控除(最大65万円)を適用することで
所得は0円になり
所得税・住民税ともに追加納税無し
という結果にとなりました
副業せどりで青色申告はおすすめ?
結論から言うと
副業せどりを継続するなら、青色申告はおすすめです
ただし、すべての人に向いているわけではありません
青色申告がおすすめな人
- 副業せどりを今後も事業として継続する予定がある
- 年間利益が30万円を超えている
- 家族に手伝ってもらっている
- 在庫管理をきちんと行っている
このような人は、青色申告による税金控除の制度を活用できるため
税負担を大きく抑えられる可能性があります
年間利益30万円が青色申告の目安となる理由
青色申告特別控除65万円の“価値”が
現実的に効いてくるラインが年間利益30万円だからです
副業せどりの利益は
本業の給与所得に上乗せされます
例えば、本業の課税所得が税率20%のゾーンにある場合
所得税:利益30万円 × 税率20% = 約6万円
住民税:利益30万円 × 税率10% = 約3万円
合計 約9万円
つまり、利益30万円で約9万円税負担が増える可能性があります
ここで、青色申告特別控除(65万円)が適用できれば
課税対象となる事業所得を大きく圧縮できるため
税負担を抑えられる可能性があります
また、青色申告は事前申請や複式簿記による帳簿作成といった手間がかかります
その手間や費用とのバランスがとれ、節税効果が体感できるのが
利益30万円のラインです
まとめ|申告方法で税金はここまで変わる
2024年 → 約28万円の追加納税
2025年 → 38,502円還付
同じせどりの利益であっても
申告方法と設計で結果は大きく変わります
せどりで利益が出たら確定申告は必須です
税金は「ただ払うもの」ではなく
仕組みを理解して、しっかり準備して、正しく納税をするもの
私は、白色申告で、税金の重さを知り
青色申告で、税金の仕組みを学びました
この記事は、Amazonせどりを行う私個人の実務上の運用例を紹介したものです
税務上の一般的なルールとは異なる点があります
あくまで一例として参考にしていただき、実際の処理については税理士または税務署にご確認ください
FAQ
Q.青色申告特別控除は一律65万円を適用できますか?
A.青色申告特別控除で65万円控除を受けるには
- 複式簿記の作成
- 貸借対照表と損益計算書の提出
- e-Tax申告
などが必要です
条件を満たさない場合は、55万円または10万円控除になります
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