Amazonせどりで青色申告するための準備|実際にやった手続きと帳簿の準備
せどりを続けて利益が出るようになると、
「青色申告にした方がいいのかな?」
「青色申告するには、何を準備すればいいんだろう?」
と考えるようになると思います。
私も2024年に初めて白色申告で確定申告をしました。
この年は、Amazonせどりの売上6,919,512円、申告上の事業所得1,005,685円。
所得税・復興特別所得税として180,900円、それに加えて住民税も約10万円増えました。
初めて自分でまとまった税金を支払ったことで、
「せどりを続けるなら、青色申告についてちゃんと調べてみよう」
と考え、青色申告の準備を始めました。
開業届などの書類を作成し、会計ソフトで帳簿を付け、2025年は初めて青色申告で確定申告しました。
この記事では、Amazonせどりをしている私が、白色申告から青色申告へ切り替えるために実際に何を準備したのかを紹介します。
この記事は私自身の申告例の紹介です。
税務上の判断が必要な場合は、税務署や税理士に確認してください。
💡青色申告の制度を十分に活用するためには事前の準備が必要
✔️青色申告承認申請書など、自分に必要な書類を提出
✔️専従者給与を経費にするため、青色事業専従者給与に関する届出書を提出
✔️55・65万円の青色申告特別控除を受けるため、複式簿記で帳簿を作成
✔️65万円の青色申告特別控除の要件を満たすため、e-Taxで確定申告
青色申告の準備|開業届などの必要書類を作成
青色申告をするために、まず税務署へ提出する書類を準備しました。
私は書類の作成に、マネーフォワード クラウド開業届を使いました。
必要な項目を入力していくことで、私の場合は次の書類がまとめて作成できました。
✔️個人事業の開業・廃業等届出書
✔️所得税の青色申告承認申請書
✔️給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
✔️源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
✔️青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書



開業届|せどりの業種・事業内容はどう書いた?
開業届を書くときに、
「せどりって業種は何になるんだろう?」
「事業内容には何を書けばいいんだろう?」
と迷いました。
私が実際に提出した開業届では、
✔️業種:小売業
✔️事業内容:玩具等のインターネット販売
と記載しました。
私はAmazonで新品ホビーを中心に販売しているので、このような書き方にしました。
青色申告承認申請書|開業日と申請期限
開業届と一緒に、所得税の青色申告承認申請書も作成しました。
マネーフォワード クラウド開業届で青色申告を選択すると、青色申告承認申請書も作成されます。

※画面では55万円控除を選択していますが、e-Taxなどの要件を満たすことで65万円控除の対象になります。
なお、青色申告承認申請書は提出期限があるので注意が必要です。
原則として青色申告をしようとする年の3月15日まで。
その年の1月16日以後に新たに事業を始めた場合は、開業の日から2か月以内。
私の場合は、開業日を2025年1月1日として申請し、開業届と青色申告承認申請書をまとめて2025年3月13日に提出しました。
なお、2026年1月1日以後に開業した場合、開業届の提出期限は開業した年分の所得税の確定申告期限までとなっています。
青色事業専従者給与に関する届出|家族への給与はいくらにした?
私はAmazonせどりの作業の一部を家族に手伝ってもらっています。
これまではお手伝いでしたが、事業としてせどりをすることになったので、手伝ってもらった分は給与を支払うことにしました。
そこで、家族に支払う給与を必要経費にするため、青色事業専従者給与に関する届出書も提出しました。
届出書には仕事内容を「販売補佐」と記載しました。
実際の作業は商品の受け取り、検品、梱包、発送など。
給与額を決める時に、
「いくらにすればいいのだろう?」
と迷いました。
青色事業専従者給与は、実際の仕事内容や作業量に対して妥当な金額にする必要があります。
私の場合は、1人あたり1日約1時間、月20日程度の作業を想定し、月額2万円にしました。
親2人にお願いしているので月4万円。
さらに年1回1万円ずつの賞与を設定し、2025年は実際に年間50万円を専従者給与として計上しました。
作成した書類をe-Taxで提出
作成した書類は、e-Taxを使ってオンラインで提出しました。
細かな操作方法はもう覚えていませんが、提出そのものより、
マイナンバーカードやマイナポータルを使える状態にするまでの事前準備の方が面倒だった
という記憶があります。

開業届などの申請自体は、画面の案内に沿って進め、提出後に受領通知を確認。
「これで終わり?」
と思うくらい、提出自体はあっさり終わりました。

帳簿の作成|青色申告のためにマネーフォワード クラウド確定申告を導入
書類を提出しただけでは、青色申告の準備は終わりません。
次に必要になるのが帳簿の作成です。
Amazonせどりでは、仕入れ・販売・Amazonからの入金・経費など、1年間でかなりの数の取引が発生します。
これを手入力だけで処理するのは、会社員をしながらではちょっと無理だと思いました。
そこで私は、マネーフォワード クラウド確定申告を使って帳簿を作ることにしました。
✔️Amazonの入金口座
✔️仕入や経費に使うクレジットカード
をマネーフォワード クラウド確定申告と連携。
取引の日付や金額が自動で取り込まれるので、手入力する作業が大幅に減り、副業でも無理なく帳簿を作ることができました。
領収書・クレカ利用履歴の管理
帳簿を付けるうえで、もう一つ必要なのが取引を確認できる資料の保存です。
私の場合、
✔️紙の領収書は紙のまま保存
✔️電子発行された領収書は電子データで保存
✔️クレカの利用履歴をダウンロードして保存
✔️Amazonセラーセントラルの決済レポートをダウンロードして保存
✔️Amazonからの手数料明細書をダウンロードして保存
にしています。
「あとから探せる」
「説明できる状態になっている」
Amazonせどりは取引件数が多いので、後から帳簿を確認するときに、元になった資料をすぐ確認できるようにしています。
電子領収書については、後から探しやすいようにファイル名もある程度統一しています。
実際の帳簿の作成方法、領収書などの整理方法については、
こちらの記事で解説しています▼
まとめ
青色申告を始める前は、
「提出する書類がむずかしそう」
「複式簿記なんて分からない」
「会社員をしながらできるのかな」
と思っていました。
実際に私がやったことを振り返ると、
まず無料のマネーフォワード クラウド開業届で必要な書類を作って届出を済ませ、マネーフォワード クラウド確定申告で日々の取引を記録できる状態を作りました。
最初は難しそうに感じましたが、一つずつ準備していけば、思っていたほど大変ではありませんでした。
すべてを自力でやろうとすると難しいと思いますが、マネーフォワードを使うことで一連の作業をスムーズに進めることができました。
実際に確定申告をした結果については、
こちらの記事で紹介しています▼
これからAmazonせどりで青色申告を始める人は、
まず「青色申告できる状態を作る」ことから始めればいい
と思います。
FAQ
Q.青色申告をするには何を提出すればいいですか?
A.青色申告の承認を受けるために重要なのは「所得税の青色申告承認申請書」です。
原則3月15日まで、1月16日以後に新規開業した場合は開業から2か月以内が提出期限です。
私の場合は、開業届などと一緒にマネーフォワード クラウド開業届で作成しました。
Q.開業届の業種・事業内容には何と書きましたか?
A.私の場合は、
業種:小売業
事業内容:玩具等のインターネット販売
として提出する書類を作成しました。
Q.青色申告に簿記の知識は必要ですか?
A.私は簿記3級程度の知識があったので、借方・貸方や仕訳を理解するうえでは役に立ちました。
ただ、マネーフォワード クラウド確定申告を使えば簿記の知識がなくても仕訳をすることはできると思います。
Q.せどりで確定申告をするのに、白色申告と青色申告のどちらがいい?
A.これは一律には決められません。
私の場合は、せどりを今後も継続するつもりで、すでに売上・仕入・在庫を管理していたため、青色申告に切り替えました。
制度比較だけで決めたというより、
「今後も事業として続けるなら、帳簿まできちんと整えよう」
と思い、帳簿をつけるのであれば青色申告にしようと決めました。
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