💡約28万の納税 → 3.8万円の還付へ
利益の規模はほぼ同じ
それでも、申告方法を変えただけで、税金がここまで変わりました
この記事はこんな人に向けて書いています
- 確定申告を、白色・青色どちらで申請するか迷っている人
- 副業せどりの税金がいくらかかるのか具体的な数字を知りたい人
- 青色申告65万円控除や専従者給与の効果を実例で知りたい人
- 白色申告と青色申告の違いを実例で理解できる
- Amazonせどりで青色申告が税制的に有利になる理由
- 実際に支払った税金と還付額の具体的な数字
確定申告の季節がきました
私も確定申告しようと思うんですが、税金ってどれくらいかかるんですか?
納税額は申告方法で大きく変わるよ
私の場合、去年は白色申告で約28万の納税だったよ
今年は青色申告をしたので、その結果を公開するね
目次
Amazonせどりの確定申告は白色申告と青色申告どちらが得?
Amazonせどりをしていると避けて通れないのが確定申告です
「白色と青色どっちがいいのか?」
「税金はどれくらい変わるのか?」
私自身、2024年は白色申告、2025年は青色申告で確定申告しました
結果
納税額が大きく減りました
この記事では実際の数字を公開しながら
Amazonせどりにおける白色申告と青色申告の違いを解説していきます
この記事は、Amazonせどりを行う私個人の実務上の運用例を紹介したものです
税務上の一般的なルールとは異なる点があります
あくまで一例として参考にしていただき、実際の処理については税理士または税務署にご確認ください
【比較】Amazonせどり|白色申告と青色申告の違い
白色申告と青色申告の主な違いは次の通りです
納税額の差に大きく関係するのは
「青色申告特別控除」と「専従者給与(家族への給与)」です
| 項目 | 白色申告 | 青色申告 |
|---|---|---|
| 事前申請 | 不要 | 必要(期限有り) |
| 青色申告特別控除 | なし | 最大65万円 |
| 専従者給与(家族への給与) | 制限あり | 全額経費計上可能 |
| 赤字繰り越し | 不可 | 可能(3年) |
| 帳簿 | 簡易簿記 | 複式簿記 |
白色申告と青色申告の違いについては、こちらの記事でも詳しく解説しています▼
2024年|白色申告(雑所得)で約28万円納税
2024年は白色申告で確定申告をしました
副業せどりの利益105万は雑所得扱いで申告
本業の給与所得に上乗せされ、累進課税で税率が上がりました
結果
- 所得税:追加納税 約18万円
- 住民税:翌年追加納税 約10万円
合計 約28万の税負担
本業でも給料の約3割が税金や社会保険で引かれているので
仕組みとしては理解しているつもりでした
ただ、実際に現金で支払う税金は想像以上に重く感じました
白色申告をしたときの体験談は
こちらの記事で詳しく書いています ▼
2025年|青色申告で税金が減る
2025年は青色申告で確定申告をしました
副業せどりの利益は事業所得として申告
今年の控除前の利益は93万円
前の年の105万円と、大きく変わりません
ただし、今年は在庫や費用も正確に計上し、利益を適正に算出しました
そこから
- 青色申告特別控除
- 専従者給与
を計上
最終的に、せどりの事業所得は控除により0円となり
- 所得税 追加納税無し
- 住民税 追加納税無し
という結果になりました
白色申告では約28万円の税負担
青色申告では追加納税無し
同じようにせどりをしていても
申告方法が変わるだけでここまで差が出ました
青色申告をするために
私がやってきたことについてはこちらの記事で紹介しています▼
なぜここまで差が出たのか?
白色申告と青色申告で、なぜ約28万円もの差が出たのか
理由は大きく3つあります
青色申告特別控除(10万/55万/65万円)
青色申告の最大のメリットが
最大65万円の青色申告特別控除
です
これは利益から直接差し引くことができる控除で
白色申告にはこの制度はありません
この差は非常に大きいです
専従者給与の計上
これは、家族に支払った給与を経費として計上できる制度です
白色申告でも専従者控除は利用できますが
- 配偶者:最大86万円
- その他の親族:最大50万円
といった上限があります
一方で、青色申告の場合は
事前に「青色事業専従者給与に関する届出書」を提出することで
適正な金額であれば実際の支払額を全額経費計上できます
私は2024年の申告時は、専従者給与の支払いがなかったため
この制度を活用できませんでした
しかし2025年は、両親に給与を支払い青色専従者給与を計上しました
これが、税負担が減った大きな要因の一つです
よくある疑問
「専従者給与を払ったら、その分利益が減るだけでは?」
という疑問を持つ人もいるかもしれません
確かに、事業の利益は減ります
しかし、専従者給与は
税金に支払うお金ではなく、家族の収入になるお金です
私の場合、両親は年金生活のため
専従者給与に対する税負担は大きくありません
世帯全体で見た税負担は大きく減りました
私は両親に給料を払ってせどりを手伝ってもらっています
具体的な作業は
- 購入した荷物の受け取りと検品
- 自己発送の商品の梱包と発送対応
作業時間は1日約1時間
時給1,000円 × 20日 = 月2万円
さらに年1万円のボーナス
年間合計 50万円を専従者給与として計上しています
青色専従者給与の届出を事前に提出し
実際に業務をしてもらい、給与も銀行振込で支払っています
在庫や経費の正確な計上
期末在庫や費用をきちんと計上しなければ、利益は正しく算出できません
青色申告に切り替えたことで
帳簿を整え、在庫や経費を正確に管理するようになりました
その結果
本当の利益が見えるようになり
正確に税負担を計算することができるようになりました
誰でも簡単にできる帳簿のつけ方についてはこちらの記事で紹介しています▼
最終的に
控除前利益93万円でしたが
専従者給与50万円を支払うことで
所得が43万円に圧縮
さらに青色申告特別控除(最大65万円)を適用することで
所得は0円になり
所得税・住民税ともに追加納税無し
という結果にとなりました
副業せどりで青色申告はおすすめ?
結論から言うと
副業せどりを継続するなら、青色申告はおすすめです
ただし、すべての人に向いているわけではありません
青色申告がおすすめな人
- 副業せどりを今後も事業として継続する予定がある
- 年間利益が30万円を超えている
- 家族に手伝ってもらっている
- 在庫管理をきちんと行っている
このような人は、青色申告による税金控除の制度を活用できるため
税負担を大きく抑えられる可能性があります
年間利益30万円が青色申告の目安となる理由
青色申告特別控除65万円の“価値”が
現実的に効いてくるラインが年間利益30万円だからです
副業せどりの利益は
本業の給与所得に上乗せされます
例えば、本業の課税所得が税率20%のゾーンにある場合
所得税:利益30万円 × 税率20% = 約6万円
住民税:利益30万円 × 税率10% = 約3万円
合計 約9万円
つまり、利益30万円で約9万円税負担が増える可能性があります
ここで、青色申告特別控除(65万円)が適用できれば
課税対象となる事業所得を大きく圧縮できるため
税負担を抑えられる可能性があります
また、青色申告は事前申請や複式簿記による帳簿作成といった手間がかかります
その手間や費用とのバランスがとれ、節税効果が体感できるのが
利益30万円のラインです
まとめ|申告方法で税金はここまで変わる
2024年 → 約28万円の追加納税
2025年 → 38,502円還付
同じせどりの利益であっても
申告方法と設計で結果は大きく変わります
せどりで利益が出たら確定申告は必須です
税金は「ただ払うもの」ではなく
仕組みを理解して、しっかり準備して、正しく納税をするもの
私は、白色申告で、税金の重さを知り
青色申告で、税金の仕組みを学びました
この記事は、Amazonせどりを行う私個人の実務上の運用例を紹介したものです
税務上の一般的なルールとは異なる点があります
あくまで一例として参考にしていただき、実際の処理については税理士または税務署にご確認ください
FAQ
Q.副業せどりはいくらから確定申告が必要ですか?
A.会社員の場合、副業の所得(売上−経費)が年間20万円を超えると確定申告が必要です
また、20万円以下でも、住民税の申告は必要になるケースがあります
Q.白色申告と青色申告の一番大きな違いは何ですか?
A.最大の違いは「青色申告特別控除(最大65万円)」があるかどうかです
さらに、青色申告では専従者給与を実際の支払額で経費計上できます
Q.在庫の計上は本当に重要ですか?
A.非常に重要です
期末在庫を正確に計上しないと利益を正しく計算できません
せどりでは在庫金額が大きくなりやすいため、特に注意が必要です
Q.青色申告特別控除は一律65万円を適用できますか?
A.青色申告特別控除で65万円控除を受けるには
- 複式簿記の作成
- 貸借対照表と損益計算書の提出
- e-Tax申告
などが必要です
条件を満たさない場合は、55万円または10万円控除になります
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