100均の段ボールって、せどりで使えますか?
昔はペラペラで強度不足の印象があったけど、今回改めて買ってみたので、普段ネットでまとめ買いしている段ボールと使い勝手を比べてみよう。
この記事はこんな人に向けて書いています
- 100均の段ボールって使えるのか気になる人
- ネット購入との違いを知りたい人
- 初めてせどりで段ボールを調達しようとしている人
自己発送でよく使われるのが60サイズの段ボール。
特にホビー系の商品を扱う人なら、購入する機会も多いのではないでしょうか?
最近では、この60サイズの段ボールが100均でも手軽に買えるようになってきました。
とはいえ「100均の段ボールの品質はいまいちなんじゃ?」と感じている方もいると思います。
では実際のところ、ネットで購入した段ボールに比べて使い勝手や強度に違いはあるのでしょうか?
この記事では、そんな疑問を解決するために、100均とネットで購入した段ボールを実際に使って比較してみました。
そのほかの梱包資材もまとめて知りたい方はこちら
👉初心者必見!せどりの梱包資材13選|最初に揃える必須アイテムを徹底解説
- 100均とネットでまとめ買いした段ボールの違い
- 実際に試したみた結果
- 自己発送に適した購入先
私がせどりを始めた頃に100均で買った段ボールは、「薄くて頼りない」という印象でした。
触った感じも柔らかく、指で押すとすぐにペコっとへこんでしまう。
「輸送中の衝撃で壊れてしまうんじゃないか・・・?」と不安でした。
そのため、フリマでは100均の段ボールを使っていましたが、Amazonせどりではクレームのリスクを避けるため、ネットでまとめ買いをした段ボールを使っていました。
実際に使ってみた感想
見た目の違い

色味はネット購入の段ボールと大きな差はありません。
ただ、100均の段ボールにはふた部分にロゴなどが印刷がされているものもあります。
組み立ててしまえばフタの内側に隠れてしまうので、外から見て気になることはほとんどありません。
ただし、開封時に購入者が「100均か・・・」と感じてしまう可能性はあります。
Amazonせどりでは出品者は事業者として見られます。
梱包に100均の段ボールを使っているとわかると、印象がよくないかもしれません。

その場合は、開封する側(上側)にロゴが来ないように、梱包時に工夫をすると安心です。
購入者は開梱時には箱より中身に意識が向いているものですし、廃棄時に段ボールをまじまじと見る人は少ないので、実際には大きなマイナス印象にはなりにくいでしょう。
とはいえ、外観だけ見れば自己発送用としてどちらも問題なく使えそうです。
触り心地
100均の段ボールもネット購入の段ボール、表面はスベスベしていて大きな違いはありません。
しいていえば、100均の方がややザラつきがある印象です。
運送の際に雨に濡れることもあるかもしれませんので、試しに水を垂らしてみました。
写真では伝わりにくいのですが、わずかにネット購入の方が水弾きが良いように感じました。


とはいえ、触り心地あ防水性にについては、両者に大きな差はなく、実用上の問題はほとんどありません。
強度
段ボールは、表と裏の平らな紙(ライナー)の間に、波状の紙(フルート)が入ることで、強度を保っています。
このフルートの高さや間隔によって、箱の厚みや強度が変わります。
今回比較した100均とネット購入の段ボールは、フルートの間隔・厚みともにほぼ同じ。
むしろ100均の段ボールの方が、波がきれいに整っている印象です。

👇ネット購入の段ボール
実際に触って指で押してみても、大きな差は感じません。
どちらもかなり強く押し込まない限り沈み込まず、安心して使えるレベルです。
組み立ててみた時の感じ
どちらも折り目に沿ってフタを折れば、しっかりと組み合わさり、特に問題なく組み立てができました。
写真ではわかりにくいですが、しいて言えば、箱の内側ののりしろ部分についてはネット購入の方が出っ張りが少なく、商品を入れたときにこすれにくい印象があります。


ごく小さな違いですが、商品の擦り傷は購入者からのクレームにつながる可能性もあるため、この点は安心材料といえるでしょう。
加工のしやすさ
梱包する商品が極端な長方形など、既成サイズに合わない場合は、商品サイズに合わせて段ボールを加工することもあります。
そこで今回は、段ボールをカットしてみて、「加工のしやすさ」も比べてみました。
100均の段ボールは、波状の紙(フルート)が表と裏の平らな紙(ライナー)としっかり接着されているため、切ったときにライナーが浮かず、最後まできれいにカットすることができました。
一方、ネット購入の段ボールはライナーがフルートから離れてしまい、仕上がりがやや不格好に。


加工のしやすさという点では、100均の段ボールの方が優れていそうです。


ただし、100均の段ボールを加工した場合はフタ部分に印刷されたロゴが表に出てきてしまうことがあります。
その場合は、クラフトテープでロゴの面全体を覆うと良いでしょう。
- 箱の強度が上がる。
- ロゴの目隠しになる。
一石二鳥の対策となります。
実際のせどりで段ボールの加工をする場面はあまりありませんが、過去に私が箱を加工して送った商品には
- ヘアアイロン
- 電車のおもちゃ
- 大型の商品(温度計、プラモデルなど)
があります。
大型の商品は2つの段ボールを加工・貼り付けて梱包しました。
一方、ヘアアイロン・電車のおもちゃは長方形だったため、1つの段ボールを加工して発送しました。
ネットでは様々なサイズの段ボールが売られていますが、商品サイズに合わせて段ボールを揃えると余計な費用がかかります。
こうして手持ちの段ボールを加工して活用できれば、コストを抑えることができます。
まとめ
今回比較してみた結果、100均とネット購入の段ボールは厚みや強度に大きな差はなく、実用面ではどちらも十分に使えることがわかりました。
唯一の違いは、100均の段ボールにはロゴ印刷がある場合がある点。
ただし工夫次第で解決でき、加工のしやすさという点ではむしろ100均が優れていました。
私自身は、普段はコスパの良いネット購入を基本にしつつ、イレギュラーサイズの商品(加工用)には100均段ボールを活用するようにしています。
「100均=頼りない」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際に試してみると十分実用に耐えると感じました。
💡使い分けの目安
- 100均 :イレギュラーサイズの加工用に便利
- ネット購入:コスパが良く、通常利用に最適
このように使い分けることで、コストと使い勝手のバランスをとることができます。
コスト面についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
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