せどりって、クレカで仕入れる人多いですよね
私、現金派なんですけど…クレカ必須なんですか?
必須じゃないけど、クレカを使うと利益が数千円は変わるよ
しかも、資金がなくてもせどりを始めることができるんだ
この記事はこんな人に向けて書いています
- せどりを始めたばかりでクレカ仕入れに不安がある人
- 資金管理をラクにしたい人
- 現金仕入れと何が違うのか知りたい人
クレジットカード仕入れは、使い方さえ間違えなければ
資金繰りが劇的に楽になる最強ツールです
この記事ではクレカ仕入れが有利な理由とおすすめの使い方について、初心者向けにやさしく解説します
- クレカ仕入れが初心者にこそおすすめな理由
- 支払いを先送りにできる仕組み
- クレカ仕入れの失敗パターンと防ぐ方法
💡クレカ仕入れは“使える現金を増やす最強の仕組み”
クレジットカードを利用する最大の理由は
手元の現金を減らさずに仕入れができること
さらにクレカ仕入れが強い理由はこの3つ
- 手元の現金がゼロでもせどりができる
- 副業でも事業規模をスムーズに伸ばせる
- キャッシュフローが改善し、精神的な余裕ができる
せどりは“現金が回るかどうか”がすべて
そしてその土台を作ってくれるのが、クレジットカードです
せどりの仕入れはクレカが有利な理由
クレジットカード仕入れは資金繰りを楽にする
クレジットカード最大のメリットは
「今買って、支払いは1〜2ヶ月後でいい」という仕組みにあります
支払い前に入金が来る=現金が減らない
せどりは、この仕組みを有効に使いこなすことで、お金を増やしていきます
一方、現金仕入れは
- 買った瞬間に現金が消える
- 売れるまで次の仕入れができない
- 回転が悪いと資金が止まり、ビジネスが止まる
という状態に陥りやすいです
せどりは、資金を回転させながら元本を増やしていくビジネス
回転を止めてしまう現金仕入れは、資金の少ない初心者は不利になりやすい方法です
クレカを使うことで
資金を枯らさず、回転を止めず、チャンスを逃さない状態
を作ることができ、大きな利益をあげられるようになります
🔗資金繰り=キャッシュフローを安定させるコツについては「せどりの落とし穴!現金が減る理由とキャッシュフロー改善法」で詳しく解説しています
ポイント還元が実質利益
クレジットカードで仕入れをすると
カードのポイント=そのまま純利益になります
このポイントは実質的な純利益
例えば、仕入れ10万円 × 還元率3%の場合
3,000円が自動で利益に追加
あなたのせどり規模が大きくなるほど、これは無視できません
- 20万円仕入れ → 6,000円
- 50万円仕入れ → 15,000円
- 100万円仕入れ → 30,000円
ポイントだけで月数万円の“副収入”になることも普通にあります
これは現金仕入れでは絶対に得られないメリットです
私の場合、月の仕入れは大体30万円前後
通常の還元率に加えて、キャンペーンやイベントでポイントが増えることも多く
だいたい10%前後のポイントが付与されています
仕入れで得たポイントは
次の仕入れに使うこともあれば
旅行や家族サービスにも使っています
せどりの利益とは別に「ポイントというご褒美」が入ってくる感じで
副業のモチベーションにもつながっています
仕入れ履歴が明細に残る
せどり初心者が最初に困るのが
「自分が何をいくらで仕入れたか覚えていられない」 という問題
現金で仕入れると
- どこで買ったか忘れる
- レシートが増えて管理が面倒
- 会計ソフトやスプレッドシートへ入力漏れが起きる
こうした“小さなストレス”が積み重なっていきます
ですが、クレジットカード仕入れなら
購入日時・購入店・金額がすべて明細に自動で残る
これだけで会計管理の手間が一気に消えます
さらに
- 月単位で“いくら仕入れたのか”がひと目で分かる
- 決算や確定申告のときにラク
- コンビニ仕入れのような細かい買い物も漏れない
などメリットだらけ
仕入れ履歴が正確に残るということは
「数字で振り返れる=仕入れ力が上がる」 ということでもあります
私は会計ソフトにMoney Forwardを使っています
クレジットカードで仕入れをしていると
明細がそのまま自動で取り込まれるので、管理がとてもラクです
以前はレシートを見ながらExcelに手入力していましたが
クレカ仕入れ+Money Forwardに切り替えてからは
ほぼ何もせずに仕入れデータが揃うようになりました
確定申告のときも
カード明細がすべて自動で反映されるので
仕入れの入力漏れやミスがなくなり
作業時間は体感で3分の1以下になっています
「会計作業が苦手」「管理が面倒」という人ほど
クレカ仕入れの恩恵は大きいと感じています
おすすめのクレジットカード活用法
便利なクレジットカードですが、使いすぎて返済が追いつかなくなると、逆に資金繰りが悪化する可能性があります
特に初心者のうちは、次のようなルールを設けると安心です
せどり専用のクレジットカードを作る
仕入れに使うクレジットカードは
私用とは分けて“せどり専用”で作ることを強くおすすめします
理由はシンプルで
クレジットカードの利用明細には
- いつ
- どこで
- いくら買ったか
は残りますが
「何を買ったか」までは記載されないからです
そのため、私用と仕入れを同じカードに混ぜてしまうと
- これは仕入れ?それとも私用?
- この買い物は経費?個人の支出?
- 会計ソフトの仕訳がごちゃごちゃになる
こうしたトラブルが必ず起きます
特に会計ソフトに連携している場合
取り込まれた支出の仕分けが毎回ストレスになります
せどり専用のクレジットカードを作っておけば
- 仕入れの支出だけが明細に残る
- 決算・確定申告の作業が圧倒的にラク
- お金の動きが“見える化”され、仕入れ判断が早くなる
などメリットだらけです
仕入れの規模が大きくなるほど
管理の乱れ=大きな損失につながります
専用カードを作っておくことは、管理の簡素化になり非常に効果があると思います
私は初め私用のカードを使って仕入れていましたが
やはり仕分けがカオスとなり、何が仕入れで何が私用の購入かわからなくなりました
仕入れと私用が混ざった状態だと
会計ソフトに取り込まれたデータを見ても判断できず
結局、購入サイトの注文履歴を1件ずつ開いて
これは私物、これは仕入れと仕分けし直したりしていました
時間もかかるし、何より精神的にしんどい作業です
せどり専用のクレジットカードを作成してからは
明細が完全に分離されて管理が本当にラクになりました
支払日の違うクレジットカードを用意しておく
クレジットカードには
締め日(カード利用を集計する日)と
支払日(実際に引き落とされる日)があり
これはカード会社ごとに大きく異なります
例えば
- 月末締め → 翌月末払い
- 15日締め → 翌月10日払い
など、支払いタイミングには幅があります
一方で、Amazonの入金は基本的に2週間に1回
つまり入金日と支払日のどちらが先に来るかで
資金にゆとりが生まれたり、逆にショートする危険があったりします
そこで有効なのが「支払日の違うクレカを複数持つ」こと
支払日の違うカードを使い分けることで
Amazonの入金 → カード支払い
という安全な順番をつくることができます
仕入金額が増えてきたら、支払日の違うカードの使い分けも意識しましょう
クレジットカードの「締め日・支払い日」パターン一覧表
※カードごとに締め日・支払い日が異なる場合があります
必ず公式サイトの最新情報を確認してください
| カード | 締め日 | 支払日 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| PayPayカード | 月末 | 翌月27日 | ポイント還元率が高く、Yahoo!ショッピングとの相性◎ |
| 楽天カード | 月末 | 翌月27日 | ポイント還元率が高く、rakutenとの相性◎ |
| 三井住友カード | 15日 | 翌月10日 | 支払いは早め 支払日を分散させたいときの「前半カード」 |
| 三井住友カード (別パターン) | 月末 | 翌月26日 | 支払いが遅く、初心者でも扱いやすい安定タイプ |
| JCBカード | 月末 | 翌月末 | 支払いが最も遅い分類 Amazon入金を2回挟みやすく“超安定” |
| イオンカード | 月末 | 翌月2日 | 支払いがとても早いのでせどりには不向き |
| 楽天カード | 月末 | 翌月27日 | ポイント還元率が高く、rakutenとの相性◎ |
私のおすすめは「PayPayカード+三井住友カード(別パターン)」の組み合わせです
わたしがせどりを始めた時に最初に作ったクレジットカードはPayPayカードです
理由はシンプルで、仕入れ先がYahoo!ショッピング中心だったから
PayPayカードはキャンペーン時のポイント還元がとても高く
20%以上ポイントが付くこともあり、実質の仕入れ単価をかなり下げることができました
楽天で仕入れる人は
楽天カード+SPU(スーパーポイントアップ)の組み合わせが最強です
仕入れ先に応じてカードを使い分け
ポイント還元を最大限に活用するだけで
数千円〜数万円分の“純利益”を得ることができます
ポイントとクレジットカードをうまく組み合わせるだけで
せどりの利益は想像以上に伸びていきます
月の仕入れ予算をあらかじめ決めておく
クレジットカード仕入れは資金繰りがラクになる一方で
「使いすぎ問題」が起こりやすいというデメリットがあります
初心者がとくにやってしまいがちなのが
- クレカの利用枠いっぱいまで仕入れてしまう
- 入金サイクルを理解しないまま仕入れを続ける
- 利益が出ているのに現金が増えない
- 支払い日に焦る
という状態
これを防ぐために必要なのが
“月の仕入れ予算をあらかじめ決めておくこと”
初めのうちの仕入れ予算は
手元の現金 の1/3~1/2程度
までにしておくことをお勧めします
例
手元資金が現金30万円 → 月の仕入れ予算は10万〜15万円
理由はシンプルで、仕入から入金までのタイムラグが1.5ヶ月ほどあり
初めのうちは思ったほど商品も売れません
クレジットカードの支払いに入金が間に合わないと
せどりどころか信用情報に傷が付き、日常生活にまで影響がでます
まずは安全運転で小さく初めて、慣れてきたら
- 回転率
- クレカの締め日
- Amazonの入金日
を見ながら、少しずつ予算を上げていきましょう
私も初めの頃は仕入れが楽しく、大量に商品を購入することが快感となり
クレジットカードの限度額を引き上げて
月60万ほどをクレジットカードで仕入れていました
当時の手元資金は自分の小遣いの60万円
アカウントの弱く、商品はそれほど売れていませんでしたが
「今は商品の在庫を増やす時期だから赤字でも大丈夫」
などと都合よく考えていました
結果、
仕入れ→カードの支払いに間に合わず→妻にお願いして家計から追加入金
の繰り返し
この時の家計からの追加入金は合計150万ほど
当時の奥さんの寛容さには、本当に感謝です
いまでは、仕入れ額とAmazonからの入金額のバランスを取りながら
安定して資金を回せるようになりましたが
キャッシュフローの悪化には注意しましょう
まとめ
クレジットカード仕入れは、せどりの資金繰りを安定させる最強の仕組み
上手に使えば、手元の現金を減らさずに仕入れができ、回転率の高い副業へと育てることができます
一方で、クレジットカードは資金ショートで一発退場もあり得るもろ刃の矢
初めは小さく、慣れてきたら徐々に大きく
これが安全に安定してせどりの利益を増やすコツです
🔗資金ショートしないためのキャッシュフロー改善策については「せどりの落とし穴!現金が減る理由とキャッシュフロー改善法」で解説しています
FAQ
Q.クレジットカードを何枚持てばいいですか?
A.初心者は1枚で十分
仕入れ量が増えてきてキャッシュフローを安定させたい段階で
支払い日の違うカードを2枚目として追加すると運用がラクになります
Q.クレジットカードの使い過ぎは危険って聞きますが大丈夫ですか?
Q.クレジットカードの使い過ぎは危険って聞きますが大丈夫ですか?
A.使い方を間違えなければ安全です
「予算の設定」「支払い日の管理」「仕入れ先のカード使い分け」
を徹底すれば安全に運用できます
Q.楽天カードとPayPayカードはどちらが良いですか?
A.仕入れ先で決めるのが正解
- 楽天市場で仕入れる → 楽天カード+SPUが最強
- Yahoo!ショッピングで仕入れる → PayPayカードが圧倒的に有利
どちらが良いかではなく、
どこで仕入れるかによって最適なカードは変わります
【番外編】専用の銀行口座を作る
銀行口座は、生活費用とは分けて専用のものを作っておくのがおすすめです
仕入れ代金の引き落としやAmazonからの入金が、生活口座と混ざると
お金の流れがごちゃごちゃになってしまいます
- お金が増えているのか、減っているのかが分からない
- 生活費と仕入れの仕分けが大変
- 確定申告の整理に時間がかかる
そんな状態を防ぐためにも、
最初から“せどり専用”を持っておくと管理が圧倒的に楽になります
私も最初は生活費と同じ口座を使っていました
本業の給与振込、Amazonからの入金、仕入れの引き落とし、
生活費のクレカ支払い……すべてが一つの通帳に
結果、入出金がぐちゃぐちゃになって、
「せどりで儲かってるのかどうか」すら分からない状態でした
専用口座を作って、せどり関連の入出金をすべて分けたことで、
お金の動きが見える化され、資金繰りが一気に楽になりました
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