JANが同じだったので仕入れたのに、送られてきた商品が違ってて驚きました…
私も過去にまったく同じ経験があります。特にYahoo!ショッピングでは、JANが違う類似商品が平然と混在しています。気をつけないと、Amazonでの出品時に思わぬトラブルにつながってしまいます。
この記事はこんな人に向けて書いています
- JAN一致で仕入れているが、たまに不安がある人
- 検品の精度に不安がある人
- 「見た目が同じなら大丈夫だろう」と思って仕入れている人
ECサイトで仕入れてAmazonで販売する際、JANコードの確認はとても重要なチェックポイントです。
特に見た目がほぼ同じなのにJANが違う商品は要注意。
検品時にJANを見落とすと、返品やアカウントリスクにつながる可能性もあります。
今回は、実際にあった「JAN違いによる誤仕入れ」の例と、仕入れ・検品時にできるトラブル防止策を、私の体験を交えてご紹介します。
- JAN違いによるトラブルの実例
- Yahoo!ショッピングでよくある出品のクセ
- 出品前にできるトラブル回避法
目次
JANコードとは?
JANコードとは日本国内の呼称で、Japanese Article Numberの略です。国際的にはEANコード(European Article Number)、GTINコード(Global Trade Item Number)などと呼ばれています。
JANコードとは簡単に言うと、普段私達が買い物する商品についている「バーコード」のことで、「どの事業者の、どの商品か」を表す、世界共通の商品識別番号となっています。
これは商品を識別するための固有番号となっており、原則他商品と重複することはありません。
例えば、同じ色・デザインの商品であっても、サイズが異なればそれぞれ異なるJANコードが割り当てられます。
一見同じに見えても、JANコードが違えば「別商品」なのです。
【体験談】JANコード違いで大量返品…私の失敗談
「JANコード一致の商品を仕入れれば間違いない」と思っていた私の、最大の失敗談です。
とあるECサイトで、高回転・高利益な廃盤商品を見つけました。
すでに後継商品が出ていることは知っていましたが、掲載されていたJANコードもパッケージ画像も旧商品そのもの。
迷わず販売していた在庫をすべて買い占めました。
当時は検品時のJANコード確認はしておらず、そのままFBAへ納品
販売開始直後は飛ぶように売れ、これはイケる!と思っていたのも束の間、購入者から「商品が違う」と返品が相次ぎました。
不審に思い、全数を返送して確認したところ、私が仕入れた商品は、後継商品であることがわかりました。
結局、このミスで返品送料・手数料がかさみ、大きな赤字。
しかも後継商品はAmazon本体が出品しており、価格を下げても売れず、1年以上たった今でも自宅のクローゼットの中に眠っています。
当時はまだせどり初心者だった私にとって、資金繰りに大きな打撃となる経験でした。
この失敗以降、検品ではJANコードを必ず確認して、違っていれば即返品しています。
このように、実際に届くのは後継商品なのに、旧商品のJANコードを掲載している店舗も少なくありません。
違和感があれば、購入前に店舗へ問い合わせるのが安全です。
JAN違いを防ぐ!仕入れ~検品でやるべき3つのこと
私の失敗から学んだ、JANコード違いによるトラブル防止策は以下の通りです。
いずれも慣れれば数秒でできる確認ばかりですが、このひと手間で大きな損失を防ぐことができます。
仕入れ時の確認
商品画像と型番も必ず確認
JANコードが合っていても、商品画像や型番まで一致しているかどうかを確認するのが安心です。
とくにパッケージや型番が変わるケースでは、購入者の期待とズレる可能性があります。
JANコードが複数ある商品はスルー
「旧JANと新JANが混在している商品」「商品名は同じだけどJANコードの表示がない」「JANコードは同じだけれども商品画像が違う」など、少しでも怪しいと思った商品は無理に仕入れないのが鉄則。
迷ったときは仕入れ対象外と割り切ることで、後々の赤字・アカウントリスクを避けられます。
検品時の確認|Amazon商品ページのJANコードと照合
商品が届いたら、まずJANコードを確認します。特にECサイトで購入した場合は、JANコード違いの商品が送られてくることも多く、Amazonの商品ページに記載されているJANコードと一致するかを確認しています。
ここで、JANコードが一致しない場合は「同一シリーズの別商品」「旧型・新型の入れ違い」の場合があり、Amazonでは別カタログとして販売されていることもあります。
そのまま出品してしまうと、知らずに「違う商品」を販売してしまうリスクがあります。
まとめ|JAN一致でも油断禁物!今からできる3つの対策
JANコードが同じでも、油断は禁物!
特に電脳せどりは、店舗により出品精度がまちまちなため、「JANが合っている=同一商品」とは限らないのが現実です。
今回の私のようなトラブルを回避するためにも、
- JANチェックのルーティン化
- 出品時の照合作業
- 「混在商品の排除」ルール
こうした基本を徹底しています。
仕入れ→検品→出品のどの段階でも、ちょっとした気の緩みが返品・クレームにつながることを肝に銘じておきましょう。
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この記事は、「ちょうどいい自由」を求めて資産形成中の普通の50代サラリーマン「Kei」が、自身の実体験をもとに執筆しています。
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