せどりとの出会い
──このままサラリーマンをしてても、何が残るんだろう
管理職になっても、やりがいは感じない
責任ばかりが増えて、自分では手を動かさず、部下の育成で心は満たされない
これなら担当者だった時の方がよっぽどやりがいがあった
それでも毎朝同じ時間に会社へ向かう日々
そんなとき、ネットで「せどり」という言葉を見つけた
安く仕入れて高く売るだけで、時給数万円になるという
うさんくさいと思いながらも、どこか惹かれていた
──副業で人生が変わるなら、やってみてもいいかもしれない
時間はあった
残業もなく、休日も自由
試しにドラッグストアへ行き、スマホを片手にバーコードを読み取ってみた
だが、いざやってみると人の視線が気になって落ち着かない
店内をうろうろする怪しい中年
結局、何も買わずに店を出た
外に出ると、風がやけに冷たく感じた
知らずに緊張でじっとり汗をかいていた
せどりは思っていたより、ずっと難しい
──それでも、何かを始めたやりがいを感じていた
想い出の不用品出品
──仕入って難しい
SNSで紹介している人たちは、いともたやすくリサーチをしていた
でも私にはまだハードルが高かった
そこで、仕入れ資金稼ぎもかねて、自宅にある不用品をフリマサイトで売ってみることに
家の中を見回すと、クローゼットに眠っているヘッドフォンを発見
このヘッドフォン、「さだまさし」さんのコンサートで
その楽曲の美しさに感動して購入したものだった
学生時代によく聞いていた楽曲、そしてさださんが紡ぐ美しい曲と詩
コンサートが始まり間もなく、何故か涙があふれてきた
──目標を失った今の自分の状況への不安か
──夢まだ多き過去の自分への羨望か
そしてコンサートの帰りには、流れた涙の分だけ、心が軽く
明日への活力を取り戻せた気がした
「いつでもどこでも、こんな美しい音楽に包まれていたい」
そう思って購入したものの、出勤時に使うとアームの形に髪が凹んでしまう
心はきれいになっても、見た目もきれいでありたい中年管理職
変な髪形になってしまうのが嫌でいつの間にか使わなくなり、
ずっとクローゼットに眠らせていた
そんな思い入れのあるヘッドフォン
売ってしまうには少し気が引けたが
「使われないより誰かに使ってもらった方がヘッドフォンも幸せ」
と思い、とあるフリマサイトに出品してみた
出品は極めて簡単
フリマアプリに登録して、スマホで写真を撮り説明文を書いて出品ボタンを押すだけ
これなら誰でも簡単に出品できる
でも、ふと思った
──人が使った中古のヘッドフォンなんて売れるのか?
手放すことと得られたもの
出品から約10日
フリマサイトから一通の通知
「商品が購入されました。発送してください」
なんと、15,700円でSOLD OUT
【参考】販売した商品
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM3(B)
- ブランド:SONY
- 色:ブラック
- 商品の状態:目立った傷や汚れ無し
- 配送方法:お手軽配送(ヤマト運輸)
- 配送までの日数:3~7日で発送
| 購入価格/購入日 | 31,798円(2019年6月30日) |
| 販売価格/出品日 | 15,700円(送料込み|2023年9月25日) |
| 出品手数料 | 784円 |
| 送料 | 750円 |
| 出品~販売までの期間 | 10日 |
💡付属品、箱はすべてそろった状態で、きれいに保管していたので
高値で販売ができました
ヘッドフォンは箱がないと「中古感」が出てしまい
相場が2割〜3割下がります
箱と付属品は必ず保管しておくのがおすすめです
「本当にうれた!?」と驚くとともに
──どうやって送ればいいのか?
──梱包ってどうやるのか?
慌てて検索した解説サイトを参考に、数日後無事に発送を終えた
私のように「売れてから慌てる」経験をしないためにも
事前に梱包資材を揃えておくのがおすすめです
準備をしておくべき梱包資材をこちらの記事にまとめてあります
👉せどりの梱包資材13選|最初に揃える必須アイテムを徹底解説
購入者の名前も住所もわからない
「匿名配送」だから、どこの誰の手に渡るのかもわからない
それでも不思議と不安はなかった
商品を、段ボールいれて隙間を緩衝材で埋め、封をしてコンビニへ
フリマアプリのQRコードを読ませるだけで、全ての手続きは完了
いわゆる個人間取引(CtoC)という形
登録や出品のハードルも低く、自己責任ベースでほぼ自由
そんな手軽さが、いまこれほど流行っている理由だろう
──誰かの手元で、誰かの心を軽くしてくれたらうれしいな
──少し何か変われたかな?
想い出の品は自分の手元にはないけれど
「売れるのかな?」と諦めずに“まずはとにかくやってみる”
その小さな一歩で、人生を変える大きな手掛かりをつかんだ気がした
お金よりも大切な報酬
お金よりも大切な報酬は経験
初めての不用品販売はこうして満足いく形で幕を閉じた
唯一の心残りは、売り上げがPayPayで支払われたこと
現金を手にしたわけではないので、ちょっと拍子抜けの感じあった
それでも、初めての取引で手にした14,000円超の利益は、大きな成功体験
こうして私は、“不用品販売”という小さな一歩から
せどりという世界にのめり込んでいくことになる
- 決済金額 15,700円
- 販売手数料 784円
- 送料 750円
最終利益 14,166円
分かったこと
- 「まずはやってみる」ということが大切
- フリマの不用品販売は、登録も出品も意外と簡単。発送もコンビニで手軽
- 入金は各種ポイントや電子マネー。現金に換えるには少し手間
【関連記事はこちら】
- 体験談で学ぶ!不用品販売から始めるせどりの超入門ガイド
⇒ 【記事を読む】 - フリマで不用品販売|新たなる旅立ちのスマホ販売
⇒ 【記事を読む】 - フリマで仕入れと販売|654円の片道切符
⇒ 【記事を読む】

