店舗せどりって、実際どんな風にやるんですか? 店に行ってウロウロするだけじゃダメですよね…?
たしかに、ただお店を歩いても利益商品にはなかなか出会えません。でも“見方のコツ”を知れば、初心者でもチャンスを見つけられますよ!
店舗せどりは、実際にお店に足を運んで商品を仕入れるスタイル。
ネットせどりと比べると手間はかかりますが、実物を見て判断できる安心感や、セール品の一点モノに出会えるチャンスがあります。
今回は、初心者向けに「店舗せどりでどんな手順で動くか」を順を追って解説します!
目次
店舗せどりの流れ
店舗せどりの基本的な流れは以下のとおりです。
- 出発前の準備
- 店舗選び
- 店舗でのリサーチ
- レジで購入
出発前の準備|これだけは忘れずに持っていこう
せどりは準備が9割。忘れ物をして困らないように、出発前にしっかり準備しておきましょう。
- スマートフォン(十分充電されているか要チェック)
- モバイルバッテリー(長時間のリサーチ用)
- リサーチ用アプリ(Amazon Sellerアプリ、モノトレーサーなど)
- 現金・クレジットカード(どちらもあると安心)
- せどりをする店舗のポイントカード、割引クーポン(利益率を上げるため)
- 長時間せどりをする体力と精神力
支払いはスマホでタッチやQR決済、クーポンやポイントカードもスマホアプリを使うことが多いので、結局スマホがあればOKですね。
店舗選び|どんなお店が狙い目?
どのジャンルの商品を狙うかによって、せどりをする対象の店舗は変わります。商品ジャンルにあったお店を選んで効率よく利益商品を見つけましょう。
私は商品ジャンルによって、こんな店舗でせどりをしています。
商品ジャンル | おすすめの店舗 | 特徴 |
---|---|---|
おもちゃ・ホビー | トイザらス、イオン、ヤマダ電機、TAMTAM | セール品多数。利益商品が見つけやすい。 |
家電・ガジェット | ヤマダ電機、ケーズデンキ、ドン・キホーテ | セール品や展示処分品、季節商品に注目。 |
ゲーム | GEO | 限定版や、末尾「999」円が狙い目 |
日用品 | ウェルシア、ドン・キホーテ | 回転重視の薄利多売。まとめ買い向き |
文房具・雑貨 | ドン・キホーテ、イオン、イトーヨーカドー | コラボ商品が狙い目。入学時期は利益が取りやすい。 |
店内での動き方|どう商品を探す?
私は店舗せどりをするときは、コーナーを決めて「全頭せどり」をお勧めしますが、正直結構大変です。そんなときは次を意識してみてください。
- 値引きシール・POPがあるコーナー
→ 在庫処分や季節外れの商品が並びがち。 - 棚の上下段・ワゴン
→ 意外と掘り出し物が多い。目線の外に利益商品あり!
お宝さがし感覚で、目線から外れたところを探すと、思わぬ利益商品が見つかることがあります。
店舗でのリサーチ|アプリを活用して仕入判断!
私は店舗でめぼしい棚を見つけたら、片っ端から商品を手に取り、次の順でリサーチをしています。リサーチ、仕入れ判断はアプリのみで実施していくので、アプリ画面を見ながら解説していきます。
出品規制チェック
Amazon Sellerアプリで右上のアイコンをタップして、商品のバーコード(JANコード)をスキャンします。ここで、出品規制の有無を確認します。

出品規制がかかっている場合は、商品登録画面にこんな表示がでます。

「Request]をタップして出品規制が解除される場合もありますが、解除できない場合は請求書の提出等が必要になりますので、一旦仕入れを諦めましょう。
出品者と最低価格チェック
出品規制がかかっていない場合は、次にAmazonの出品者と最低価格を確認します。(都合により商品が変わります)
商品問登録画面で「オファーの表示」をタップし

「出品商品を表示」画面で最低価格、出品者をチェックします。まずは最低価格と仕入値に利益差があったら、仕入れ対象としてキープ。次に出品者をチェックし、Amazonがいなければ、モノトレーサーで詳細にチェックします。

仕入れ判断
ここまでで「仕入と販売の価格差はありそう」「Amazonもいない」ことが分かりましたので、最終の仕入判断をします。
モノトレーサー(Web)でJANコードを入力して「商品を探す」をタップします。

検索結果が表示されますので、商品名をタップします。

商品詳細画面を下にスクロールさせると、利益計算の項目が出てきますので
- 出品価格 → Amazon最安値
- 仕入値 → 仕入値
を入力して、利益計算をします。
利益が取れそうなことが確認出来たら、商品詳細画面を上にスクロールさせて「月ごとの販売数」「価格」「出品者数」「ランキング(販売数)」を確認し、仕入判断をします。


仕入れ判断については以前に書いたこちらの記事を確認ください。

ECサイトの在庫確認
最後に「楽天、Yahoo」の欄を開き、他サイトでの在庫有無を確認します。ここで店舗より他サイトで安く販売されている時は、店舗せどりは止めて電脳せどりに切り替えます。

最後に商品登録! | 最後の最終チェック
最後にAmazon Sellerアプリで商品登録をして終了です。出品規制がかかっていなくても、商品登録の最後でエラーとなって商品登録ができなことがありますので、購入前に商品登録までやっておくことで「仕入れたけど出品できない!」って事態を避けることができます。
Amazon sellerアプリでJANコードを読み取って「出品」をタップします。

出品画面に移行するので、必要事項を入力して「送信」をタップします。エラー等の表示がでなければ登録完了です。

- SKU:
任意でOKです。私は商品登録した日付時間(yyyymmddhhmm)の形式で登録しています、 - フルフィルメントチャネルコード:
「私はこの商品を自分で出荷します」を選択します。出品登録ができると、10分くらいでamazonに自己発送の商品として出品されます。 - 在庫数:(「私はこの商品を自分で発送します」を選択すると出てきます)
購入数量を入力します。 - 商品の販売価格:
販売したい価格で入力します。 - 商品の状態:
新品を選択します。
レジで購入|レジを待つ間に最終チェック!
購入する前に、念のため最終のチェックをしておきましょう
- JANコードはあっているか?
- 商品に破損がないか?
- 店舗独自ラベルがきれいに剥がせるか?
- 利益商品の在庫はないか?(場合によっては、店員さんに確認)
レジで並んでいる間に、スマホ決済やポイントアプリ等の準備をして素早くスマートに会計を終わらせましょう。(個人的意見)
まとめ|店舗せどりは「動き方」と「スマホの使い方」で差が出る!
店舗せどりは、最初のうちは緊張しますが、やればやるほど「見る目」が育ってきます。
まずは近くのお店を一つ決めて、短時間だけでも「せどり目線」で回ってみましょう。だんだん「この辺利益商品がありそうだな」という感覚がついてきます。
繰り返しやることで、自分なりの“勝てるパターン”が見えてきますよ!
店舗せどりの仕入れ手順について、私の手順を紹介してきました。次は電脳せどりの手順について説明したいと思います。
是非チェックしてみてください。
