せどりって興味あるんですけど、何から始めたらいいのか不安で…ちゃんと稼げるんですか?
わかります、私も最初は不安でした。でも、実際にやってみて感じたのは“始める前にどんな気持ちで取り組むか”がすごく大事ってことなんです。
せどりを始める時って、期待も大きいですが、それ以上に不安も大きくて、初めの一歩が踏み出せないものです。
今回はそんな方に向けて、私の実体験を交えながら、せどりを始める前に知っておいてほしい「5つの心構え」を紹介します。
目次
小さく始めて、経験を積むことが最優先
私の初めての仕入れは、自宅近くの「おもちゃの倉庫」での店舗せどりでした。
2時間ほどの“全頭リサーチ”で見つけたのは、300円ほどのトミカ2個。利益にしても数百円程度でした。
「これは…割に合わないかも」と感じましたが、それ以上に「仕入れて、出品して、売る」という流れを実践できたことが何よりの収穫でした。
せどりを始めると「一気に稼ぎたい」と思ってしまいがちですが、最初は小さな成功体験を積むことが大事。
失敗してもダメージの少ない金額から始めて、徐々に規模を広げていくことが、長く続けるコツだと感じています。
初めは儲けより少額で経験を積むことが大事。仕入れ~納品~販売を繰り返して、せどりの手順を把握しましょう。
「すぐに儲かる」は幻想。地味な作業の繰り返し
ネットやSNSでは「1日で◯十万円稼いだ!」といった成功例が目立ちますよね。
でも、私が始めた頃は、1日かけて店舗でリサーチしても想定利益はせいぜい千円程度でした。
特に最初は商品知識がなく、リサーチにも時間がかかり、利益商品もなかなか見つかりません。
せどりは、すぐに稼げるようなビジネスではありません。だからこそ、地道に積み重ねることを楽しむ気持ちが大切だと思います。
初めは儲けより少額で経験を積むことが大事。仕入れ~納品~販売を繰り返して、せどりの手順を把握しましょう。
在庫を抱える=「投資」と理解する
せどりは、仕入れてから販売・入金されるまでに時間がかかります。
そのため、カードの支払いよりも入金が遅れ、キャッシュフローが悪化しがちです。
私も始めたばかりの1年ほどは、完全に赤字でした。
カードの支払いを乗り切るために、何度も追加で資金を投入しました。
それでも私は、在庫を「損失」ではなく、将来的に売上を生む“資産”=先行投資だと考えるようにしました。
もちろん仕入れすぎはリスクですが、必要な在庫を計画的に持つことは、成長のためには必要な判断です。
くれぐれも仕入れしすぎて、カードの支払いができなくならないように注意しましょう。
キャッシュフローを安定させるためには
- 仕入れに使う金額は、手持ち現金の1/2~1/3に抑える。
- クレジットカードの支払い、入金のタイミングを把握する。
売れない時期も焦らず、継続がカギ
せどりを始めた頃は、Amazonのアカウントが弱く、まったくカートが取れませんでした。
それでも、薄利でもいいから売っていこうと、価格を調整しながらコツコツ販売。
いわば“アカウント修業期間”として、約半年ほど超薄利多売を続けていました。
すると3ヶ月ほど経った頃から評価が付き始め、徐々にカートが取れるようになってきたんです。
アカウントの成長とともに売上も少しずつ増えていきました。
売れない時期は誰にでもあります。
「今は土台を作っている時期なんだ」と割り切って継続することが、後々の安定につながります。
初めのうちはアカウント育成期間と捉えて、キャッシュフローに気を付けながら、とにかく続けてみましょう。
失敗しても当たり前。試してみる気持ちが大事
私は、情報収集の多くをYouTubeから行いました。
さまざまな手法を見ては実践し、自分に合うかどうかを試してきました。今もその繰り返しです。
「どれが正解なんだろう」と悩むことも多かったですが、最終的には自分で試してみないと分からないというのが本音です。
ネットの情報をそのまま信じるのではなく、「とりあえずやってみる → ダメなら変える」という柔軟な姿勢が、結果につながると思っています。
エジソンの名言にこんな言葉があります。
“I have not failed. I’ve just found 10,000 ways that won’t work.”
(私は失敗したのではない。ただ、うまくいかない1万通りの方法を見つけただけだ)
せどりも同じです。失敗は、次の成功につなげる大事な一歩。
もちろん、一発退場につながるような大きなリスクは取らず、小さな実践を重ねていくことが重要です。
失敗を恐れず、とにかくチャレンジ。ただしアカBANや、カードの延滞は一発退場になりかねないので気を付けて!
まとめ:まずは知ってから、少しずつ始めよう
せどりは、巷にあふれているような「すぐに稼げるビジネス」ではありません。むしろ初めのうちは在庫を増やしていくため、赤字になることが多いと思います。
でも、今回紹介したような心構えを持って地道に継続していけば、無理なく確実に経験が積み上がっていきます。
そしてその経験が、やがて大きな収益へとつながっていくはずです。
まずは、小さな金額で仕入れて、「せどりの感覚」に慣れてみましょう。
次回は、「せどりを始めるために準備すべきもの」について、私の実体験をもとに詳しくまとめていきます。
ぜひそちらもチェックしてみてください。
