利益が取れる商品ってAmazonが出品していること多くないですか?
全然仕入れられる商品がみつかりません
それ、Amazonせどりあるあるだね
Amazonが出品している商品は基本的には避けた方がいいよ
この記事はこんな人に向けて書いています
- Amazon出品中の商品を初めから諦めて仕入れ対象外にしている人
- Amazon直販がいるときに、仕入れをするかどうか迷っている人
- 少しリスクを取って利益を狙いたい中級者
せどりを始めたばかりの頃は、Keepaにオレンジの帯(=Amazon在庫有り)を見た瞬間、仕入れを即スルーしていませんか?
――Amazonとの真っ向勝負しても勝ち目はない
SNSやネットでもそんな情報が多いです
基本的には、それは間違いではありません
Amazonには
- 圧倒的な価格調整力
- 在庫量
- カートの優先度
すべて個人セラーは太刀打ちできません
だからこそ、資金が少ない初心者のうちは
Amazon出品の商品は避けた方が安全
これは今も変わりません
資金的にも余裕のない初心者のうちは”仕入れは避けて正解”
でもね、実は“例外”もあるんだ
ここを知ると、仕入れの世界が一気に広がるよ
でも、少し経験を積んでくると、違う世界が見えてきます
「Amazonがいる=完全に勝率0」ではない
そんなケースが確かにあります
この記事では、私の経験をもとに
「Amazon出品があっても仕入れを検討すべきケース」
「絶対に手を出してはいけないケース」
この2つを具体的に解説していきます
少しリスクを取ってライバルセラーと違うことをすることで、せどりの世界が大きく広がります
- Amazon直販を避けた方がいい理由
- あえて勝負してもいいケース
- Amazon直販にチャレンジ時に気をつけるポイント
💡基本はAmazon直販がいたら撤退!でもチャンスはある!
リサーチの判断は、KEEPAのグラフだけでは不十分
Amazon商品ページを開いて
在庫数や配送予定も確認することが大事
「Amazonの挙動」を読むことで
これまで仕入れNGだったAmazon直販のいる商品が
一気に高利益の優良商品に生まれ変わります
目次
なぜAmazon直販は基本的に避けるべきか
まず大前提として、「Amazonは最強のライバル」です
理由はシンプルで、どんなセラーよりも有利な条件を持っているから
- 価格競争で勝てない(Amazonは在庫+原価+送料の三拍子で有利)
- カートをほぼ取れない(Amazon優先)
- Amazonは値下げが止まらない(自動追従)
- Amazonは大量仕入れ
つまり、同じ土俵で勝負しても勝てません
どれだけ安く出しても、Amazonが1円でも下げればカートは即奪われます
なんなら、Amazonより安くしてもカートを取り返せないことすらあります
しかもAmazonは在庫を抱えても痛くない
利益を削ってでも売り切る力があります
所詮、私たち個人セラーとは全く次元が違う存在なんです
初めに最強のライバルと言いましたが、もしかしたら・・・
いや、多分、Amazonからすれば私たち個人セラーはライバルにすらなれていないのかもしれません
そんな“無敵の巨人Amazon”ですが、
ときどき、ほんのわずかな“隙”を見せる瞬間があります
次の章では、アリンコのような個人セラーが、
わずかな隙をついて巨人に挑む方法について具体的に解説していきます
無敵のAmazonに挑んでもいい3つのパターン
Amazonはいるけど配送予定が「未定」または「かなり先」
Amazonがカートを取っていても、
「在庫あり」と表示されている商品をカートに入れ、
レジに進むと“お届け日未定”になっていることがあります
そこまでいかなくても、カートに「一時的に在庫切れ」となっていることがあります
つまり、実質的には在庫切れ状態です
そんな状態でカートを取っているAamzon直販には
「なんでもありかよ」って言いたくなりますが
ここにこそチャンスがあります
購入者の多くは「今すぐ欲しい」人
Amazonの魅力は“最短で届く”というスピード感
そこが崩れると、多少高くてもすぐ届く他の出品者から買う可能性が高くなります
しかもこのパターンは、他のセラーが「Amazonがいるから無理」と敬遠している商品
でも、実際はAmazonが販売を止めている“空白期間”の状態なんです
だから価格競争が起きにくく、利益を取りやすいチャンス商品になります
特にホビー系の材料やパーツ類は
「今すぐ使いたい」購入者が多いため
この傾向が強く、かなり狙い目のジャンルです
仕入れとは関係なく普通にAmazonで商品を買った時の話
Amazonの直販で「早い!安い!安心!」と思い、カートに入れてレジに進んだら
「この商品の発送予定日は分かり次第Eメールで連絡します」
購入者目線では
「これってどうなの?在庫内のにカート取ってるって・・・」
って思ったけど、セラー目線で見ると
「これってチャンス?」
と思いました
今までは
Amazonがいたら即スルー
でも、チャレンジしてみる価値はあるかも・・・と気が付きました
実際、条件のいい(高利益、高回転)商品が見つけたときに
Amazonがいるのは気にせずに
- 試しに1,2個仕入れて
- Amazonより高く、他のセラーより少し安く出品
案の定、普通に売れていきました
Amazon直販がいても、こうして売れていくケースもある
こうして初心者時代の
「Amazon直販=即撤退」という固定概念から抜け出し
せどりの幅が少し広がった気がしました
AmazonがいてもあきらめずにAmazonの発送日を確認
Amazonの価格が高値を維持
Amazonがいると、Keepaにオレンジの帯が出てきます
ただ、よく見ると
Amazonの売値が相場より高い
ことがあります
例えば下のグラフのパターン
- Amazonの販売価格 \1,210
- カートの価格(FBM)\1,144

Amazonがいるのに、何故か値下げをしてこないケース
ここがポイントで、Amazonの値付けが高いまま動かない時は
「Amazonより安いけど利益が出る」
という絶好のゾーンが生まれます
他セラーが普通にカートを取って売っているなら
- Amazonは高値で放置
- 他セラーが相場で売る
- 自分もそこに合わせて利益確保
こんな流れになるので、Amazon=撤退ではなく、
Amazonの“価格の動き方”をチェックする
これが大事です
Amazonがいても、Amazon価格以下で利益がでるなら仕入れ対象になる
Amazonの在庫が残りわずか
これもよくあるパターンで、Keepaだけを見ていると気が付かないこともあります
Amazonの商品ページを見るとカートに
「残り〇点」
のように在庫数が表示されていることがあります
この在庫数とKeepaやQuick Shopの販売数を比べると
いつAmazonの在庫が切れるか
を予想することができます
このAmazonの在庫が切れるタイミングに合わせて仕入れをしておき
在庫が切れたら
一気に売り抜ける
という売り方ができます
さらに、Amazonのカート価格と他セラーの価格に差がある場合は
Amazonの在庫を自分で刈り取って
他セラーより少し安く出品するだけで利益が取れる
ケースもあります
私は結構この方法を使っています
下のグラフはとある商品のKEEPAのデータです

Amazonがいたのですが在庫表示が「残り3点」となっていたため
1,500円付近で仕入れ(いわゆる刈り取り)を行いました
Amazonが在庫切れになった瞬間に相場が一気に回復し
2,500円で自己発送で即売り
その後Amazonが復活して再び1,500円になりましたが
在庫が少なかったので再度まとめて仕入れ
結果的にAmazon在庫が消えたタイミングで相場が戻り
2,500円で即売りできました
このように
仕入れ → Amazon在庫切れ → 相場回復 → 即売り
というサイクルが短期間に2度発生し
高い利益を得ることができました
今回のポイントは
「Amazonの在庫数(残り○点)」を仕入れ判断の指標にしたことです
Amazonの在庫が少ないタイミングでは相場回復が見込める場合があります
もし在庫が一気に補充された場合は
その時点で撤退(仕入れ中止)を判断ラインにしていました
約2年間せどりを続けてきて
最も仕入れ判断がうまくはまった一例です
Amazonの在庫数は重要な仕入れ判断材料だと実感しています
⚠️ただし、Amazonの在庫数は「残り〇点」となっていて
まとめて購入しても在庫が減らないこともありますので注意が必要です
🔗体験談の逆パターン
Amazonがいない高利益商品で仕入れたらAmazon復活
KEEPAをよく見たらほとんどの期間にAmazonがいた!
たまたまAmazonがいなかっただけ・・・
という失敗パターンはこちらの記事で紹介しています
良かったら読んでみてください
販売数×残り在庫からAmazonの在庫が切れる時期を予測
まとめ|Amazonに挑めたら初心者卒業
Amazon直販がいる商品は避けるが基本
だけど、“Amazonの挙動”まで見ると、実はチャンスが隠れていることがあります
ポイントはこの3つ
- Amazonが実質在庫切れ(配送未定)なら普通に売れる
- Amazon価格が相場より高ければ利益ゾーンが生まれる
- Amazonの在庫数から在庫切れのタイミングを予測できる
これらはKEEPAのグラフだけでは読み取ることができません
Amazonの商品ページをよく見て、在庫や配送予定までしっかり確認することが必要になります
リサーチの手間は少し増えますがAmazonがいる=即撤退ではなく
「Amazonの動き」まで見られると、攻められる商品が一気に増えていき
せどりも利益も増えていきます
この記事では「Amazonがいても攻めていいケース」を解説しましたが、
もちろん リスクゼロではありません
次の記事では、
『Amazonに挑むときの注意点』
として、やってはいけない落とし穴をまとめます
- Amazon直販を狙う時にやりがちなNG行動
- Amazon復活の読み違い
- 値下げ競争に巻き込まれるパターン
- 初心者がやると危険なケース などなど
ここを押さえておけば、中級者として一段階レベルアップできます
🔗Amazon直販に勝負を挑むときの注意点はこちら
良かったら読んでみてください
FAQ
Q.Amazonが出品している商品は、基本的に全部スルーですか?
A.基本はスルーでOKです
でも “Amazonの挙動次第” では普通に仕入れ対象になります
ポイントは「在庫状況」「価格の動き」「在庫数」の3つ
これが読めるようになると、むしろライバルセラーの少ない優良商品になります
Q.Amazonが配送未定になっているのはどう判断すればいいですか?
A.これは“実質在庫切れ”です
今すぐ欲しい購入者は他セラーから買うのでチャンスになります
Q.Amazonの価格が相場より高い時はどうすればいいですか?
A.そこが利益の取りどころです
Amazonが値下げしてこないパターンは意外と多く
“Amazon以下だけど利益が取れる価格帯”が生まれます
Q.初心者でもAmazon直販の商品をどんどん攻めた方がいいですか?
A.Amazon復活→不良在庫となるリスクもあり、初心者のうちはおすすめしません
リスク管理やKeepa読みができ資金に余裕がある “中級者向け” の戦い方です
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