そろそろ本格的にせどりを始めてみたいんですけど、何を準備しておけばいいですか?
いいですね!せどりをスムーズに始めるには、事前の“環境づくり”がとても大事なんです。今回は必要な道具やアカウントなど、初期準備に絞って解説しますね。
せどりは「とりあえず始めてみよう!」という勢いも大切ですが、最低限の準備をしておかないと、無駄なつまずきにつながります。
今回は、これからせどりを始める方が安心してスタートできるよう、必要な道具やアプリなど「5つの準備」を紹介します。
目次
せどりに最低限必要な機材をそろえよう
Amazonせどりを始めるには、以下の3つの機材が必須です。
パソコン(PC)
セラーセントラルの操作やFBA用ラベルの印刷など、スマホだけでは難しい作業が多くあります。
基本的にAmazonせどりはWeb上で完結するため、高スペックのPCは不要です。
ちなみに私のPCのスペックはこんな感じ


数年前に某ECサイトで、2021年12月に購入したものです。中古PCで28,480円でした。
Windouws10だし、そろそろ買い替えよ・・・
スマートフォン
店舗リサーチやバーコードスキャン、移動中の価格確認などに使います。
店舗せどりでは必須。最近はSeller central等サイトログインの際に二段階認証が求められるため、どうしても必要はアイテムになります。
私は OPPO Reno9A を使っています。ちなみにこちらはY!mobile公式で安売りしている時に購入しました。購入金額は忘れました・・・
以前はReno7Aを使っていましたが、Reno9Aではバーコードスキャンの精度が落ちた印象があり、最近は動作もちょともたつくので、買い替えを検討中です。
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プリンター
FBA納品時に必要な商品ラベル・配送ラベルを印刷するために使用します。(A4用紙対応でOK)。
白黒印刷・ラベル印刷ができれば十分なので、高価な機種は不要です。
私が使用しているプリンターはエプソンのEW-052Aです。コピー&スキャンも可能でコスパ重視です。これも某ECサイトで安売りをしていた時に6,800円で購入しました。
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この通り、いずれもそれほどハイスペックなものは必要ありませんが、この3つがあれば、Amazonせどりの基本的な作業はこなせます。Wi-Fiなどの通信環境も整えておきましょう。
出品アカウントを用意しよう
本格的に販売するなら、Amazonの出品用アカウント(小口 or 大口)を作成しましょう。
最初は月額費用がかからない「小口出品」でOKです。出品数が増えてきたら「大口」に切り替えましょう。
※小口・大口の違いについては別記事で詳しく解説予定です。
登録時に必要なもの
出品用アカウント登録の際には以下の者が必要になります。
- 行政機関発行の顔写真付きの身分証明書(例:パスポートや運転免許証等)
- 過去180日以内に発行された取引明細書(例:ガス・電気・水道料金等の請求書)
- ビジネス用のEメールアドレスまたは既存のAmazonアカウント
- 電話番号
- 有効なクレジットカード
- 銀行口座番号(Amazonから売上金を受け取る口座
この「取引明細書」がかなりクセモノです。
住所の表記が少しでも違うと審査に通りません。
こんな些細な違いでも審査に通りません。
- 身分証明書と名義が違う(旧字等の表示が違うものもNG)
- 身分証明書と住所の表示が違う(身分証明書「〇〇番地〇号」/請求書表記「〇〇-〇」はNG)
私の場合は、自分名義の公共料金請求書がなかったために何度か審査に落ち、最終的にインターネット契約の請求書を取り寄せて通過しました。
Amazon出品者用アカウントの登録の詳細はこちらから
メルカリやPayPayフリマの商用利用について
フリマアプリ(メルカリ・PayPayフリマなど)は個人の不用品販売を目的としており、営利目的の継続的販売(せどりなど)は原則禁止とされています。
本格的にせどりを始めるなら、Amazonのような商用利用が認められたプラットフォームを選びましょう。
仕入れ・決済に使うクレジットカード(または現金)
せどりでは、商品仕入れの支払いが売上の入金より先に発生するため(請求書払いの場合は除く)、クレジットカードの活用が必須です。
クレジットカードの支払いと商品購入の時差を利用することで、現金が手元になくても仕入れをすることができます。また
- ポイント還元が利益の一部となる。
- 会計管理がしやすい。
等のメリットもあります。
ちなみに、私はPayPayカードを使っています。
仕入先がYahoo!ショッピングならPayPayカード、楽天なら楽天カードが圧倒的にお得です。
クレジットカード利用の際は、「仕入れは月初」「支払いは翌月末」など、キャッシュフローを意識して行動することが大切です。
クレジットカードの支払いを延滞すると、信用情報に傷がつきます。無理な仕入れは避け、仕入れ金額は手持ち現金の1/2~1/3程度にしておくと安心です。
梱包・発送に必要な道具をそろえよう
FBA納品や自己発送の際には、以下の梱包資材が必要です。
- 段ボール(商品のサイズに合わせて)
- ガムテープ・OPPテープ
- 緩衝材(新聞紙・プチプチなど)
- A4ラベル用紙(FBAラベル用)
これらはホームセンターや100均で揃います。
また、FBA納品用の段ボールはスーパーやドラッグストアで店員さんにお願いすれば無料で貰えることもあります(無断で持ち帰らないよう注意!)。
ちなみに私が使用している段ボール(自己発送・FBA用)は以下のとおりです:
- 120サイズ段ボール(FBA納品用)
- 60/80サイズ段ボール・ヤマト宅急便コンパクト用箱・紙封筒(自己発送用)
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さらに詳しい梱包資材の選び方やおすすめ商品については、こちらの記事をご覧ください。

便利なアプリやツールを導入しよう
せどりはデータがすべて。感覚だけで仕入れると、必ず痛い目を見ます。
せどりが再現性高く初心者でも利益が出せるのは、ツールでデータを確認しながら判断するからです。
せどりを始めるにあたっては以下のツールを準備しましょう。
- Amazon Sellerアプリ :出品・価格・在庫確認
- Keepa(キーパ) :価格推移・ランキング推移
- Quick Shop :効率的なリサーチ補助(拡張機能)
- モノトレーサー :販売数の見える化、仕入判断に必要
これらは無料 or 一部無料で使えるので、できるだけ早いうちに導入し、慣れておくと良いです。
まとめ:まずは「環境」を整えるところから
せどりを始めようとしても、道具やアカウントの準備ができていないと、思わぬトラブルに見舞われます。
私も以前、自己発送の商品が売れたのはいいけれど、段ボールもラベルも準備してなく、会社を早退してホームセンターへ走った苦い思い出があります。
Amazonでは発送遅れがアカウント評価に響くため、こうしたミスは避けたいところです。
今回紹介した5つの準備を整えておくだけで、失敗を最小限に抑え、スムーズなスタートが切れるはずです。
次回は、「せどりの種類」について。
「せどりってどうやるの?」「どんな種類があるの?」というテーマを、私の実体験を交えて詳しく解説します。
ぜひチェックしてみてください。
