せどりって、意外と簡単かも?
不用品販売でちょっと自信をつけた私。
「せどりって意外と簡単かも?」と思いながら
フリマサイトを眺めていた。
ふと、目に留まった一台のラジコン。
──そういえば、昔、ホットショットとか、オフロードラジコン流行ったな。
──みんな持ってて、かっこよくて。けど、親が買ってくれたのは何故かラリーカー。
自分だけなんだか的外れだったな。
そんなことを思いながら、ふと商品ページを見てみた。
同じ商品の価格を確認すると、なぜかその商品だけが、
他の商品より1,000円くらい安い。
中古でもなく、新品未開封品。商品の状態も完璧。
手元には、不用品販売で手に入れたPayPayもある。
──これって売れれば利益がでるってこと?
──売れなくても、ノーリスクだよな。
そんな思いが頭をよぎり、ついに”仕入れ販売“に手を出すこと。
リサーチの知識なんてゼロ。
「安く買って高く売る。」ただそれだけの知識と理解。
そして、目の前には、それが叶う商品がある。
初めての仕入れ金額は7,680円
実際に購入するまでには、何度も商品を見比べ、
カートに入れては戻すを繰り返し、ドキドキしながら購入ボタンを押した。
単純計算、いや単純すぎる計算で始まった私の初仕入れ。
まさかの即SOLD
フリマで仕入れた商品を出品して数時間──スマホに通知が鳴る。
「商品が購入されました」
──え、もう!?
あまりの速さに、正直びっくりした。
フリマサイトの手数料は販売価格の5%。
さっくり5百円くらいの利益がでる計算。
──これ、俺、向いてるかもしれない
その瞬間、頭の中では未来の自分が笑っていた。
月に数十万円の副収入、FIRE、そして「ちょうどいい自由」
……そんな妄想すら浮かんでいた。
今回の商品は少し大きく、家にある梱包資材では送れない。
そこで、仕入れ時に送られてきた箱を再利用し、コンビニから発送することにした。
こうして初めての仕入れ販売も順調に進んでいった。
CToC取引では、送られてきた段ボールを再利用することもありますが、
Amazonせどりの場合は注意が必要です。
中古感のある段ボール等で発送すると、購入者に悪い印象を与えてしまうことがあります。
Amazonせどりを始める際に、準備をしておくべき梱包資材をこちらにまとめてありますので、よかったら読んでみてください。
👉せどりの梱包資材13選|最初に揃える必須アイテムを徹底解説
利益計算という現実
数日後、利益確定のメールが届く。
──初めてのせどりの利益だ。
意気揚々と取引画面を開き、入金額を確認する。
販売:8,500円
手数料:424円
送料:1,050円
チャージ金額:7,026円
利益:マイナス654円
「……え?」
一瞬、数字の見間違いかと思った。
何度計算しても、何度見返しても、マイナスは消えない。
送料、意外と重い現実
送料1,050円?ソウリョウ1,050エン?
商品を送るには送料がかかる。そんなことはわかっていた。
不用品販売で経験してきたこと。
でも、初めての仕入れで「仕入れ価格」と「販売価格」の差に気を取られ、
送料の存在をすっかり忘れていた。
──送料負け。
頭では理解できても、心が理解できなかった。
黒字から赤転。天国から地獄。
利益も赤字も数百円のわずかな金額。
しかも不用品販売の利益で仕入れているので、元手はゼロ。
それでも、初めての仕入れ販売成功で浮き立っていた心には
ズシンと現実が突き刺さった
──せどりって簡単じゃない。
654円の授業料
結局、初めての仕入れ販売は赤字。
それでも、私は少しだけ満足していた。
なぜなら──
自分の手で商品を仕入れ、売り、数字を動かした。
その感覚がたまらなく面白かったからだ。
654円の赤字は、今思えば“授業料”
──調子に乗るなよ。浮足立つな。
──ちゃんと計算すれば、必ず黒字になる。
そんなことを理解するための授業料だった。
次からは同じ失敗を繰り返すことはないだろう。
誰もが最初は、失敗から学ぶ。
そしてその小さな失敗が、次の一歩をつくる。
あのときの654円は「ちょうどいい自由」へ向かう片道切符の購入代金になった。

- 仕入金額 7,680円
- 決済金額 8,500円
- 販売手数料 424円
- 送料 1,050円
最終利益 -654円
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この記事は、「ちょうどいい自由」を求めて資産形成中の普通の50代サラリーマン「Kei」が、自身の実体験をもとに執筆しています。
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