そもそも、なぜキャンピングカーを買おうと思ったのか

50代になって、キャンピングカーを買おうと思った理由の一つが家族との時間です。

仕事で単身赴任になり、妻と幸(愛犬)と離れて暮らすようになりました。
それまでは当たり前だった家族との時間ですが、離れて生活するようになってから、

「一緒に過ごせる時間は、ずっと続くわけではない」

と意識するようになりました。

特に幸と一緒にいられる時間は、私たち夫婦よりもずっと短い。
だったら幸が元気なうちに、夫婦+幸でいろいろな場所へ行きたい。

愛犬のチワワ・幸
一緒に旅をしたい我が家の愛犬チワワの幸

見たことのない景色を見たり、その土地のおいしいものを食べたりしながら、できるだけ多くの思い出を残したいと思いました。

ホテルを予約して旅行することもできますが、行き先や時間をあまり決めず、

「今日はここまで行こう」
「気になる場所があったから寄ってみよう」

とその日の気分で自由に旅をする。
そんな旅のスタイルが自分たちにあっている気がしました。

そこから、我が家のキャンピングカー選びが始まりました。

我が家がキャンピングカーに求めた条件

キャンピングカー選びで、我が家にはいくつか外せない条件がありました。

特に重要だったのが、

✔️常設ベッドがある
✔️トイレ用の独立したマルチルームがある
✔️自分たちでも気軽に運転できるサイズ

という点です。

夫婦と幸で旅をするときに、全員が快適に過ごせること

を重視しました。

常設ベッド

私達夫婦はともにお酒を飲みます。

旅先でその土地のものをスーパーで買って、車内でお酒を飲みながら食事をする。
そんな時間が旅の目的の一つです。

ただ、お酒を飲んだあとに毎回ベッドを展開するのは、ちょっと面倒だと思っていました。

食事をして、お酒を飲んで、疲れたらそのまますぐ横になれる。
そんな旅のスタイルを考えると、我が家には常設ベッドが必要だと思いました。

トイレ用マルチルーム

もう一つ、重要視したのがトイレです。

夜にお酒を飲んで、雨の中や寒い中で何度も車外のトイレまで歩いていく。
できれば避けたいです。

キャンピングカーを買うなら、車内でトイレを使えるようにしたいと思っていました。
ただし、夫婦とはいえ、リビングスペースのすぐ横でそのままトイレを使うのは抵抗があります。

そこで欲しかったのが、扉を閉めて使える独立したマルチルームです。
トイレを置いて、必要なときだけ個室として使える。

我が家では、これも必須の条件でした。

車両サイズ

もう一つ重視したのが、自分たちでも気軽に運転できるサイズです。

キャンピングカーで全国を旅するなら、高速道路だけでなく、街中や細い道、スーパーや観光地の駐車場にも入ることになります。

長距離を走るなら私だけではなく、妻にも運転してもらいたい。

居住性だけを優先して大きな車を選ぶのではなく、

夫婦2人とも無理なく運転できること

も重要な条件にしました。

我が家では、普段ステップワゴンに乗っているので、できればその感覚から大きく離れないサイズが理想。

居住性を考えてキャブコンも検討しましたが、運転のしやすさや我が家の駐車スペースを考え、最終的にバンコンを選ぶことにしました。

OMCの銀河シリーズを比較

この条件から、最初に候補になったのがOMCのnarrow銀河でした。
ハイエースの標準幅ボディなので、キャンピングカーとしては比較的コンパクトながら、我が家の条件をほぼ満たすオールインワンキャンピングカーです。

OMC公式スペックで銀河シリーズ3車種を比べると、サイズは次の通り。

narrow銀河キャラバン銀河銀河
ベース車ハイエースキャラバンハイエース
ボディ標準・ロング標準・スーパーロングワイド・スーパーロング
全長4,695mm5,080mm5,380mm
全幅1,695mm1,695mm1,880mm
全高2,340mm2,380mm2,380mm
現行ガソリン2WD価格※6,866,000円7,257,000円7,399,000円

※OMC公式サイトに2026年9月時点で掲載されている標準装備価格。オプション・諸費用などは含みません。価格は変更される可能性があります。

我が家が普段乗っているステップワゴンは、全長4,830mm、全幅1,750mm、全高1,840mm。

narrow銀河なら、ステップワゴンより全長は135mm短く、車幅も55mm狭い。

「これならキャンプ場に向かう狭い道でも運転しやすそう」

と思っていました。

【この時点での候補順位】
①narrow銀河
②キャラバン銀河
③銀河

narrow銀河とキャラバン銀河の運転しやすさを比較

実際にOMCへ行き、narrow銀河とキャラバン銀河の両方を見て、試乗させてもらいました。

あくまで私個人の感覚ですが、

narrow銀河とキャラバン銀河で、運転したときの感覚はそれほど大きく変わらない。

キャラバン銀河はステップワゴンに比べて全長が250mm長くなりますが、それほど違和感なく運転することができました。
妻も試乗しましたが、問題なく運転できました。

ステップワゴンと少し違うと感じたのは、運転席が前輪の上にあること。

曲がるときの感覚は多少違いましたが、車体の前を意識して運転すれば、それほど難しくはなさそうです。

銀河の試乗もできるとのことでしたが、実車を見ると明らかに一回り大きく

「これは無理だ」

と、試乗することなく検討対象から外れていきました。

【この時点での候補順位】
①narrow銀河
②キャラバン銀河
【落選】銀河

narrow銀河とキャラバン銀河の居住性を比較

架装部分も見せてもらいました。

基本的に、銀河シリーズは

✔️常設2段ベッド
✔️独立マルチルーム
✔️対面式ダイネット

で基本的なレイアウトは同じですが、実車で見比べると

✔️スライドドア前の広さ
✔️マルチルームの広さ

に差がありました。

narrow銀河とキャラバン銀河のレイアウト比較
narrow銀河とキャラバン銀河のレイアウト比較

ここで考えたのが、

「幸のスペースを確保できるか?」

ということ。

以前、ステップワゴンで夫婦+幸で車中泊をしたことがありますが、そこで難しかったのが、

幸が落ち着いて過ごせるスペースを確保すること

でした。

人間2人が寝るだけなら十分でしたが、幸と一緒なので、

✔️幸が寝る場所
✔️犬用トイレ
✔️水の置き場

など、人間以外のスペースも必要になります。

そう考えると、narrow銀河は我が家では少し手狭に感じました。
一方で、キャラバン銀河であれば、スライドドア前に幸のトイレを置くスペースが確保できそうでした。

マルチルームの使い方

narrow銀河とキャラバン銀河では、マルチルームの広さ・形にも差がありました。

narrow銀河は、ほぼ四角のマルチルーム。
キャラバン銀河は四角のスペースに加えて、常設ベッド後ろに30cmほどの余裕があり、そこを収納スペースとして使えるようになっています。

我が家では、マルチルームをトイレとして使う予定ですが、トイレを常設しておくつもりはありません。

キャラバン銀河であれば、30cmのスペースにラップポンを畳んで置いておけそうです。

普段は収納として使い、必要な時だけラップポンを展開する。

この使い方が、我が家のスタイルには合っていると思いました。

【この時点での候補順位】
①キャラバン銀河
②narrow銀河
【落選】銀河

キャラバン銀河を総額1,000万円で契約

この時点で、キャラバン銀河に心が動いていました。

最終的に背中を押したのが、納期でした。

OMCで話を聞いたところ、

「narrow銀河はハイエースベースなので、いつ納車できるかわからない」

とのことでした。

一方、キャラバン銀河なら納車まで1年半くらい。

待っている間にも時間は過ぎていきます。
特に幸と一緒に旅ができる時間には限りがあります。

【この時点での候補順位】
🥇キャラバン銀河
【落選】narrow銀河
【落選】銀河

最終的に契約したのは、

キャラバン銀河・ダークメタルグレー・ガソリン2WD

です。

注文日は2025年11月26日。納車予定は2027年7月頃です。

契約時の注文書では車両本体価格が税抜6,381,818円、オプション・特別仕様や諸費用と値引きを含めた総額はちょうど1,000万円でした。

かなり大きな買い物ではありますが、これから夫婦と幸で旅を楽しむためのお金なら、安い買い物だと思っています。

キャラバン銀河の契約金額。オプション・諸費用を含めて総額1,000万円
キャラバン銀河の契約金額。オプション・諸費用を含めて総額1,000万円

我が家が選んだオプションの一覧

キャラバン銀河は標準装備でもかなり揃っていますが、我が家では、

「あとから付けておけばよかったと後悔したくない」

という考えで、必要だと思ったオプションはかなり追加しました。

主なオプションは次の通りです。

オプション契約時価格(税抜)
家庭用エアコンセット900,000円
FFヒーター280,000円
リチウムイオンバッテリー200A増設200,000円
ソーラーパネル250W200,000円
サイドオーニング3.5m195,000円
走行充電アップグレード60A110,000円
19インチ壁掛けテレビ115,500円
ナビセット220,000円
前後ドライブレコーダー71,500円
ビニールレザー仕様70,000円

このほかにもLEDヘッドランプ、寒冷地仕様、網戸、通路マット、コンセント増設×2か所などを追加しています。

展示会で契約したわけではありませんが、OMCさんの好意で展示会特典の割引やフロアマットをつけていただきました。

附属品・特別仕様の合計だけで、税抜2,491,500円です。

OMCキャラバン銀河で選んだオプション明細
OMCキャラバン銀河で選んだオプション明細

家庭用エアコンとFFヒーター

「これだけは絶対に付けよう」と思っていたのが、家庭用エアコンとFFヒーターです。

ステップワゴンでの旅行では、幸を車内に置いておくことができないので、

✔️テイクアウトを買って車内で食べる。
✔️ペット可のお店や観光地しか入れない。

と、行動を制限せざるを得ませんでした。

でも、エンジンを止めた状態でも空調を効かせることができれば、幸に車内で留守番してもらい、夫婦で観光や食事を楽しむこともできます。

夏のエアコンと冬のFFヒーターは、費用がかかっても外せない装備だと考えました。

ソーラーパネルとバッテリー増設と走行充電

電源にはできるだけ余裕を持たせたかったので、250Wのソーラーパネル、リチウムイオンバッテリー200Aの増設、走行充電60Aへのアップグレードも追加しました。

長旅でも電気をあまり気にせず、できるだけ快適に過ごしたかったので、電源関係で追加できるものはほぼすべて追加しています。

停車中はソーラー充電、走行中は走行充電。

旅をしながら電気を使い、また充電できる環境をできるだけ整えておきたいと考えました。

また、私が住んでいる地域では、過去に大きな停電がありました。
キャンピングカーの電源設備は旅のためだけではなく、災害時の非常用電源としても使えるようにしておきたいと考えています。

この装備があれば、自宅の電気が使えないときでも、照明やスマートフォンの充電、冷蔵庫など、最低限必要な電源を確保できます。

納車後に追加する予定の装備

キャラバン銀河本体には必要な装備をかなり付けましたが、納車後に追加する予定のものもあります。

現時点で考えているのは、次の3つ。

✔️2kWh級のポータブル電源
✔️ポータブル冷蔵冷凍庫
✔️ラップポン

Jackery 1000 Newはすでに持っているので、そのまま活用する予定です。

車載バッテリーとポータブル電源の使い分け

キャラバン銀河には1500Wの正弦波インバーターを付けていますが、これだけだと家庭用エアコンと電子レンジの併用はできないと説明を受けました。

そこで我が家では、電化製品によって電源を分ける予定です。

車載バッテリー
✔️エアコン
✔️車載冷蔵庫

2kWh級ポータブル電源
✔️ポータブル冷蔵冷凍庫

1kWh級ポータブル電源
✔️電子レンジ
✔️その他の家電

電子レンジは、標準では車載バッテリーから電源を取る仕様ですが、我が家ではポータブル電源でも使えるように、電子レンジのコンセントを外から差し替えられるようにしてもらいました。

電源を一つに集中させず、車載バッテリーとポータブル電源に分散して使うことで、電源切れや故障時のリスクにも備えるつもりです。

冷凍スペース確保のためにポータブル冷蔵冷凍庫を追加

キャラバン銀河には40Lの横開き冷蔵庫が標準装備されています。

普段使う冷蔵スペースとしては十分そうですが、冷凍スペースが少し足りないと感じています。

我が家にとって、旅先の車の中でお酒を飲むことも楽しみの一つなので、氷は常備しておきたい。

主に晩酌用の氷を保管するために、納車後に

ポータブル冷蔵冷凍庫

も追加購入する予定です。

車載冷蔵庫は飲み物や食材の冷蔵用。
ポータブル冷蔵冷凍庫は、氷を中心に冷凍食品なども保管。

そんな形で使い分けようと考えています。

トイレはラップポンを追加

マルチルームには、ラップポンを購入して置く予定です。

標準で簡易トイレもついていますが、やはりニオイが気になります。
排泄物を個包装して密封できるラップポンを使い、できるだけ快適にトイレを使いたいと思います。

ラップポンが使えるように、マルチルームには100Vコンセントも増設してもらっています。

追加装備の配置予定図

納車後に追加する予定の装備は、現時点ではこのように配置するつもりです。
2kWh級のポータブル電源はテーブル下、Jackery 1000 Newは冷蔵庫付近、ポータブル冷蔵冷凍庫とラップポンはマルチルーム周辺を想定しています。

また、スライドドア前には幸のトイレを置く予定です。

まだ納車前なので実際のサイズ感を確認して変更する可能性はありますが、できるだけ生活スペースや幸の居場所を圧迫しない配置を考えています。

キャラバン銀河|追加装備の配置予定
キャラバン銀河|追加装備の配置予定

まとめ|「運転しやすさ」と「居住性」のバランスでキャラバン銀河を選んだ

キャンピングカーを探し始めたときは、コンパクトで、運転もしやすそうなnarrow銀河が第一候補でした。

実際にnarrow銀河とキャラバン銀河を試乗した結果、

✔️運転感覚にはそれほど大きな違いを感じなかった。
✔️居住性はキャラバン銀河が我が家には合っていた
✔️narrow銀河の納期は未定

ということで、

運転のしやすさをあまり犠牲にせず、居住性を上げられるキャラバン銀河がちょうどいい。

という結論になりました。

オプションもかなり追加したため、契約総額は1,000万円。

さらに納車後にはラップポン、ポータブル電源、ポータブル冷蔵冷凍庫も追加する予定です。

かなり大きな買い物ですが、

夫婦と幸で、これから何年も旅をするための道具

と考えれば、我が家にとっては十分に価値のある買い物だと思っています。

まだ納車前なので、

「本当にこのサイズでよかったのか」
「付けたオプションは本当に必要だったのか」
「車載電源とポータブル電源の使い分けはうまくいくのか」

については、まだわかりません。

納車されたら、実際に使ってみた感想についても、このブログで紹介していこうと思います。

FAQ

Q.キャラバン銀河は普段乗りに使えるサイズですか?

A.普段使いには少し不便かもしれません。
全長5.08m、高さ2.38mあるため、駐車場を選ぶ場面はあると思います。

Q.2WDと4WDのどちらを選んだ方がいいですか?

A.我が家は2WDを選びました。
雪道を積極的に走る予定がないため2WDで十分と判断しましたが、山間部や冬の旅行が多いなら4WDの方が安心だと思います。

Q.ガソリンとディーゼルはどちらがいいですか?

A.我が家はガソリン車を選びました。
ディーゼルも検討しましたが、私が契約時に選べたキャラバン銀河の仕様では、ディーゼル車にインテリジェント クルーズコントロールが付かなかったためです。
全国を長距離運転する予定なので、燃費やトルクよりも運転支援装備を優先してガソリン車を選びました。